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専門医に見てもらいたい

こんにちは
森ヒーユです。
私が経験した事がどなたかの、よいヒントになれば嬉しいです。
そんな事を考えながら日々、文字に想いを託しています。


今回は、コロナ禍・父が入院してからの何もできない家族の葛藤のおはなし


父が入院してから2ヶ月
私と妹は何もできませんでした。

病院から病状が変わるたびに母に連絡が来るけれど
離れて暮らす私と妹は電話で状況を聞くだけなんです。
病院からは相変わらず回復も悪化もしない。
良くなる見込みがない。と言われるばかり


そんな時、家族ってどんな反応すると思います?

素直に聞き入れることなんて、できないんですよ。
確かに父の症状は外科的処置は完了しました。
しかし、もともとパーキンソン病と診断されていたので
脳神経内科の専門医に診ていただきたかったのです。
担当医である院長先生に素直にそのようにお話しました。

その後、県内の一番医療技術の高い病院の外来を受診したのです。
父はすでに一人で動くこともできないし、
車椅子にも座れない。
ストレッチャーに乗ったまま介護タクシーを手配して
横に母と私が付き添う形で外来で診ていただきました。
一般の外来と一緒ですから、待ち時間も長いし、周りの患者さんを観察しても父のような重傷な方は見当たりませんでした。


実は父に会うのは久しぶりでコロナの影響で
実家にも帰れなかったから1年以上は経っていた。

外来は混んでいてかなりの時間待ったけど
少し父と話ができたので、父の状態を確認できるので絶好の機会だった。

数時間一緒に過ごすことで分かったことは

・痰の吸引が辛そう
・意思疎通は可能
・幻聴幻覚あり
・嚥下障害あり

病院のスタッフの方への感謝の気持ちと
本が読みたい勉強したいと口にしていました。
あー父らしい言葉です。

その後、診察して
先生と話をさせていただきこの病院への転院の希望を伝えました。
今空きが無いとの事でウエイティングリストに入れていただき。
薬を変えてみたらどうかと提案を頂き、戻るおとにしたんです。
結果的にはその後コロナのクラスターが発生した事を理由に
断られました。本当の理由はわかりません。
でも、その結果を受けて

高度な医療を受けられる東京の病院へ行こうと決意したのです。

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