情シスに必要なスキル
ひとりアドベントカレンダー2021の7日目です。
今日のテーマは「情シスに必要なスキル」です。
情シスと一言に言っていますが、いざやってみるといろんなことやってます。
PCのセットアップもするし、SaaSの管理、インフラの管理、電源系、電話、ベンダー管理、ライセンス更新、DX、セキュリティ、
それぞれのカテゴリのなかでもさらに分野も分かれてきます。
PCセットアップにしても、WIndows、Mac、ChromeOS、スマホのキッティングにしてもAndroid、iOSとあるし
インフラと言ってもサーバー、ネットワーク、OA系(MS365、GoogleWorkspace)などなど
これひとりで全部やれる人なんているのか?ってくらい多岐にわたっています。
それを踏まえた上で、「情シスに必要なスキル」とは何だろうか、という疑問について個人的な見解を書いていきます。
プロジェクトマネジメント力
情シスをやっていると、なんやかんや課題が出てきます。
その課題の中からプロジェクト化するものも結構あります。
なので、必然的にプロジェクトに関わることが多くなってきます。
大規模な企業の情シスであれば人数もいるし、ベンダーにまるっとお任せすることも可能ですが、PJの責任者としては発注側が立つ必要があります。
なので情シスの規模感によって差はあれど、プロジェクトマネジメント力は情シスにとって必要なスキルになります。
理解力
先日の記事でも触れましたが、情シスは守備範囲がとっても広いです。
なので全部をきちんと把握して、ということはほぼほぼ無理です。
だけれども全部をみないといけない。。。
そんな矛盾を抱えた職業なんです。
ただ、すべての領域に精通していないといけないわけではなく、
必要なのは「理解力」だと思っています。
自分の知らないことをググって理解する。
有識者に聞いたり、YouTubeで情報を仕入れて理解する。
この理解力があれば、わからないことがあったとしても、調べればなんとかなるって状態に持っていけます。
情シスで大切なマインドとしては、まさにこの「調べりゃなんとかなる」精神が重要だと思っています。
なので、わからないことはまず調べてみて理解しようとする癖をつけておいた方がいいと思います。
ホスピタリティ
これは今の会社に入社して、ベテラン社員の人に言われたことなんですけど
情シスってのはバックヤードの仕事です。
情シスが売り上げを稼ぐわけではありません。(DXに関わるなら別ですけど)
基本的には効率化だったり作業環境をよくしたり、ユーザビリティだったりに貢献することが情シスの成果となります。
なので、いかにユーザーが使いやすいようにするか、快適に働けるか、というところを考える必要があり、その根底にはホスピタリティが必要になってきます。
考えることは誰にもできますが、根底にホスピタリティがあるのとないのとでは結果に差が出てきます。
情シスの基本は「誰かのために」なので、このホスピタリティを持っていると普段の業務においてもちょっとした気遣いができるようになってくる。
そしてそれを感謝されるとより貢献できるようにモチベーションが上がる。
どんどん情シス力があがっていく。
なので、技術的なこと云々はもちろん情シスに重要なのですが
大切なマインドとしてホスピタリティを意識することもめちゃくちゃ重要だったりします。
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