SIerというビジネス

SIerに属している会社には、大小もそうだし取り扱う領域なんかも特色があって、本当に多種多用な会社が多い。

そんなSIerも基本的なビジネスの仕組みはほぼ同じです。

結局は工数ビジネス

どれだけの値段で案件を受注して

エンジニアの稼働をどれだけ抑えて

どれだけ質の良いものを収めるか

これに尽きる。

なのでSIerの多くの会社は勤怠とは別に案件ごとの工数管理をしている。

案件の最終的な工数がどれだけ掛かったかが、結局のところどれだけ利益を上げられたかにつながる。

また、工数分析を行うことで

元々の予算に見合った内容だったか

予想より工数が掛かった原因はなんなのか

などを次に活かすことができる。

SIerにとって、工数管理はそれくらい意味があることだと思ってる。

にも関わらず、うちの部では工数管理すること自体に工数がかかるとの理由で、一時的にではあるが工数管理をしない方針となった。

マジであり得ん、と思ったけど

メンバーに工数管理の大切さに気づいてもらうため、とかの狙いがあるならまだわかるけど

恐らくそこまでは考えていないだろうなーとも思いつつ。

SIerのビジネスは、大半が工数ビジネスであり、工数管理は大事だと思うのであります。


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