仕事の基本〜自分ごととして捉える
ビジネスパーソンに必要なスキルは色々ありますが、その根底となる考え方や行動がそもそもできていないと、小手先のスキルだけではうまく成果は出せません。
今日は基本的な考え方である「自分ごととして捉える」というところについて書いていこうと思います。
圧倒的当事者意識
大手人材会社のリクルートでは圧倒的当事者意識、というものが浸透しています。
これを少し噛み砕いていきましょう。
結論から言うと、相手の立場に立った上で自分はどうしたいのか?を考えることです。
例えば新人であろうが中途入社であろうが、部署異動してきた人であろうが、お客様から見たら同じ社員です。
「まだ入ったばっかりだし・・・」
「初めてやることだからわからない・・・」
というのは確かにそうかもしれないですが、それって他責の状態で、自分のことしか考えられていない。
例えばプライベートで彼女と別れたり、辛い出来事があったとしても
お客様の前では常に最善のパフォーマンスを尽くさなければいけません。
結局のところお客様からみたら同じ社員な訳だし、その人がその日どんなメンタルだろうが知ったこっちゃないんですね。
なので自分がわからないような打ち合わせの場であっても、お客様の立場に立ったうえで、どんなことが必要なのかを考えて最善を尽くすことが求めらます。
これが冒頭にも書きましたが、お客様の立場に立った上で自分がどうしたいのか考える、ということです。
なので仕事においては
「自分がお客さんだったらどう思うだろうか?」
「自分だったらこうして欲しいのにな」
など想像を膨らませることを癖づけしておいた方が絶対にいいです。
この視点を考えられるかどうかで仕事の質は大きく変わっていきます。
仕事の基本となるコミュニケーションにおいても結局は「相手」がいないと成り立ちません。
相手のことをどれだけ思えるか、これが仕事においての基本になります。
なので「相手の立場に立った上で、自分ならどうするのか」を考えることが圧倒的当事者意識になります。
仕事を自分ごととして捉えると、やらされているという感覚がなくなるので行動も前向きになってきます。
思考の癖付は一朝一夕で身につくものではないので、ちょっとずつ「あ、あのお客さんだったらどういうだろうか」ということを思い出して考える癖をつけていきましょう。
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