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日銀でETF処分の相談が始まったらしい!?Σ(゚д゚lll)

いつもながらに週末のYoutubeチェックを楽しんでいたら「1UP投資部屋」チャンネルで気になるニュースを知りました。Σ(・□・;)

日銀の公式発表資料に日銀が保有する日本株ETFの扱いに関して議論が開始されたようです。ここ最近の日本株の頭打ち状態は、おそらく日本企業の決算発表の影響に寄るところが大きいとは思いますが、今後の数年に渡る日本株の展望では、この日銀の日本株ETF売りの推測が高まるにつれて、株安の不安要素として日本株の上昇を抑える効果となって表れてくるかもしれません。

3月の日銀の発表により「日銀による上場投資信託(ETF)の買い入れ停止」となりました。10年間に渡って購入した日本株ETFの総量は70兆円にもなるそうです。10年に渡って70兆円を売っていくとしても1年あたり7兆円。

東京証券取引所が発表した2023年投資部門別売買動向によると「海外投資家は6兆2906億円の買い越し」とのことで、これが2013年以来の大きさと喜ばれていたのでありますが・・・日銀が普通に10年で持ち分を売ったら・・・これ以上の売り手の圧力となるわけで、日本株の上昇が頭打ちになりそうです。

さて、1次ソースの日銀の発表情報はこちらです。
https://www.boj.or.jp/mopo/mpmsche_minu/opinion_2024/opi240426.pdf

「Ⅱ.  金融政策運営に関する意見」
・市場動向を踏まえると、保有するETFやJ-REITの取扱いについても具体的議論ができる環境になりつつあると考えられる。

・本行保有FTFの取扱いを検討するにあたり、その処分方法が株式市場の機能に与える影響や市場に及ぼすインパクトの大きさ等を考慮する必要がある。したがって、簡単な解決策はないが、仮に長い時間がかかっても方向としては残高をゼロにていくべきである。


金融政策決定会合における主な意見
(2024年4月25、26日開催分)

これは日本株を投資する人は知っておく情報ですね。(-。-)y-゜゜゜
今すぐにどうこうと言うことは無いでしょうが、市場動向のバックグラウンドにこのような動きの影響があると言う事は、念頭に置いて投資を行う必要がありそうです。(^_-)-☆


投資主体別売買動向 (5/10週までのデータ)

さて、今週も週末になりましたので定点観測的に市場を観察しましょう。まずは「投資主体別売買動向」です。これは5月10日週までのデータなので、週遅れで日本株市場全体の動向を観察できるのですが、「個人」は売り継続姿勢で、1月からのトータルではギリギリプラスですがほぼプライスマイナスゼロ圏と考えて良いかと思います。逆に海外投資家は5月10週も買いが優勢となっており1月から4.8兆円買い越しという状況でした。(5月10週はGW明けで日経平均は横這いです。)

続いて実験的に始めた積み立てNISA枠での「オルカン」と「S&P500」へのインデックス投資の5月18日の状況です。(*'▽')

インデックス投資(積み立てNISA)状況 (2024/05/18)

アメリカ株式市場の持ち直し続伸で利益も上昇、DJIが40,000越えとなって、節目越えも達成したところですので、「オルカン」と「S&P500」共に「+8%強~9%弱」と利益は絶好調です。(^_-)-☆ 5月になり株価水準が戻ったということは、下がっていた時期は安く買えたという事でありますので、コツコツ積み立て投資の利点が発揮されたとも言える場面なのかも知れません。(^_-)-☆ やはり人間の意志(欲)が介在せず、システマチックにコツコツ買いを単調に積み上げるという面の強さなんでしょう。これは実験の甲斐があります(^_-)-☆



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