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酸性の川に石灰を投入している現場「草津中和工場」

少し前に記事にした品木ダム。
酸性の川の水を中和する事業の一環であると紹介しました。

ダムから離れた町中に、水質管理所、草津中和工場があります。
こないだ散歩でたまたま近くまで来たので、石灰を投入している現場を見てきました。

こちらが草津温泉街の方面

川の写真

見た目はきれいな川の水、
実は魚も棲めない強酸性。

投入設備直前の川の写真

ここでアルカリ性である石灰を投入!

ジュァバジュァバ、ジュァバジュァバーーー!!

石灰水が簾のように流れ落ちてる写真

川の水は白濁して流れてゆきます。

白濁した川、ダム方面の写真

この先に品木ダムがあり、
そこでさらに中和が進み、中和の過程でできた化合物を沈殿させています。

水質管理所の公式サイトに、中和事業についてわかりやすく説明している動画がありました!
海外からの来訪者を意識して作ったそうで、英語と日本語が混ざってますが、英語も聴きとりやすく、面白く見られる内容です。
長さは5分弱

この水質管理所には、環境体験アミューズメント(学習広報施設)が併設されています。
草津町やその周辺地域の歴史や自然について知れる施設です。
冬季は閉館
令和6年度の開館日は、
令和6年4月9日(火)から令和6年12月8日(日)までです。

ここは、最もナウいスポットである裏草津から歩いて行ける距離です。
草津町の川の秘密を知りたいかたは、散歩がてら足をのばしてみてはいかがでしょうか?

木の筒に顔を近づけて蒸気を浴びている写真

裏草津名物、顔湯❗️

源泉とお地蔵さんの写真

下には地蔵源泉が流れています。