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母の着物を受け継ぐ

2月に頼んでいた母の着物の仕立て直しがやっとできてきて、馴染みの写真館で、急遽写真を撮ってもらった。
振袖写真も婚礼写真も撮ってもらった写真館。着付けの人も以前お願いした人と同じ方で、今年88歳になるそうだ。やっぱり働いていると元気なんだなと改めて感じました。

帯も母のものなのだが、叔母たちに写真を見せたら、母が厄年に買った帯らしく、同窓会の時に着て行ったものらしい。確かに、私が小学生低学年くらいの時に故郷で母が着物を着て出掛けて行った記憶があるので、その時に着けていたものだと思う。ちょっとカビ臭かったので、そのまま写真館でクリーニングを頼んだ。名古屋帯っていうものらしい。かわいいよね。

着物も祖母からもらったものもあると叔母たちが言っていたが、これは違うらしい。母が自分で買ったものなのだろうか。着物に詳しい友人にたくさんある母の着物を見てもらって、一番いいものを仕立て直しに出したのだが、業者で査定する人も唸るようないいものらしい。でも私にはよくわからないのだけれども。でもそんないいものならば、ちゃんと娘にも受け継ぐごうとは思っているが流石に渋すぎてまだ早いので、それはもう少し先の話。

同世代の友人と話すと「親の着物」の話ってすごく両極端で、たくさんあって困るという人もいるし全くないという人もいる。良い着物なら価値はあるが、そうでもない着物は二束三文で、処分に困ることもあることだけはなんとなくわかってきました。昔の着物って今の人に体型には小さいことが多いからね。でも最近は、和洋折衷で着て楽しむ方もいるので、見習って私も着てみようかなと思っているのだけど。

今日これから、入院している母に写真を見せに行くつもりだが、喜んでくれるといいな。

ちなみに以前書いた着物の話は以下です。
https://note.com/moriasa/n/n5819d3666a62


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