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カメラが好き

初めてカメラに興味をもったのはいつだったのだろうか。
高校の先輩が写真館の家の人で、よくみんなを撮ってくれてた時だと思う。
かっこいいなって思ってた。

その後何年もたって、職場の同僚が一眼レフを買った。
羨ましかった。
欲しいと思った。
初めて手に入れた一眼レフはcanonのEOS5だった。
戦闘機の技術を使ったカメラで、目線でピントを合わせる点が5つあるというものだったと思う。
同僚とは霧ヶ峰に写真を撮りに行ったっけ。
一人でも車に乗って、夕日を撮りに行ったり、海に行ったり、森に行ったり。
フィルムカメラなので、一枚撮るのになんて慎重だったのだろうと今思えば懐かしい思い出だ。

子供が生まれて尋常じゃない枚数を撮ることになると、もうこれはデジタルじゃないとダメだと思い、中古でEOSkissDigitalを買った。
子供がスポーツを始めると、これまた尋常じゃない枚数を撮った。
素人だものほぼピンボケで、その中に一枚でもいい写真があると嬉しかった。

子供が大きくなって、また風景写真を撮りたいな、花や生き物の写真が撮りたいなと思うようになった。
そして、今に至るのだと思う。

高校の時の先輩が言っていた。
「ズームに慣れちゃだめなんだよ、一歩前に出るか下がるかで変わる事があるんだ」

スポーツを撮る時のような撮り方ではなく。
丁寧に丁寧に、今この一瞬は今しか見れないのだと思って、ファインダーを覗く。
私の何かが、誰かの心に伝わればいいなと思いながら。

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