デジタルのハーバード大と言われるHyper Islandでマスター(修士)を取るまでのお話9

デジタルマネジメント学修士(MA in Digital Management)のカバー領域はめっちゃくちゃ広いです。なんせ、このデジタル世界でマネジメントできる人材になるわけですから。そんなスーパーマンみたいな人いたらすごいよね。あははははは(遠い目)〜。

前にも書きましたが、3つの必修科目に加え、5つの選択科目から3つを習得し、最後にプロジェクト1つ。つまり最低7つの単元をクリアしなければなりません。各単元をクリアする方法は、
①リモートで事前課題を提出する(5〜10%)
②キャンパスでチームと共にクライアントワークを実践する(10〜20%)
③リモートで事後課題を提出する(5〜15%)
④単元内容を自社に適用する実験を行い、論文を書く(70〜85%)
これを7回、ほぼ隔月(ときには毎月)繰り返す訳です。シンガポールに行くのは毎回②の6日間だけとは言え、どこがパートタイムプログラムやねん!ほとんどかかりっきりですわ!!

で、毎回この内容がマスターレベル(Level-7)の基準によって、上記カッコ内の比重によって評価され、合計点数が50点を超えればクリア(PASS)できます。Pass(可)-Merit(良くできました)-Distinction(大変良くできました)という順番で評価が決まります。
この評価方法はアメリカ式ではなく、イギリス式です。アメリカは減点方式なのに対し、イギリス式は加点方式なんですね。なので、天井が無いから、頑張れば頑張るほど、スコアが高くなっていく訳です。ジョナサンからは、頑張り過ぎは時間も労力も割きすぎてしまうから「Passを目指せ」と言われました。
Passを目指せと言われても、テストがあるわけではないし、Level-7の評価って響きが恐ろしすぎるので、まずはひとつひとつを必死にやってみるしかない訳ですけど。

採点比重を見てわかるとおり、とにかく力をいれなければいけないのは論文のところです。私のスキルではいきなり英語で論文を書くのは無理。まずは日本語でしっかり書いてから、それを翻訳するしかないです。それ以前の問題で、論文の書き方がわからない。人生で一度も書いたことないから。
社内を見渡しても、学術論文に関して頼りになりそうな人はいません。

日本語で論文の書き方を教えてくれて、英語の論文も見てくれる人。。。
そんなスーパーマンみたいな人を、なんと私は見つけてしまいました。

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