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ー森林・林業・環境機械展示実演会!!ー

木材は、こんな風に並べられて「市売」が行われます。「この木材が欲しい」という人が、この値段で買いたいという希望金額を書いて競りを行う者に渡します。売り手が希望する金額に届かなければ、売買が成立しないこともあり得ます。

木は成長して、伐採されるまでに、数十年どころか100年以上の年月を経るものもあります。その間、所有者や管理者によって手塩にかけて育てられるのです。
木の適齢期を迎えると、伐採が行われます。伐採された後は、トラックなどで運ぶことができる長さに切られて(これを玉切りということもあります)、木材市場や製材所などに運ばれて行きます。
木は住宅などの建物や家具などの材料=木材になるまでに、様々な工程を経ています。


伐採された後の木の切り株を見ると、その木が過ごしてきた年月だけではなく、台風の影響を大きく受けた年、日照不足だった年などもわかるのだそうです。
「伐採」が、木を伐る作業を指すことは多くの人が知っていると思います。特に、写真にあるチェンソーは、その作業に使用する機械の代表的存在です。
ところが、今はチェンソーだけではなく、大型の機械を使用して木を伐ることができますし、そのほかの作業にも大きな機械が使われています。

展示されていた機械の一つ

私はメカ音痴なので、機械の詳しいことはよくわかりませんが、昨年、林業に用いられる機械の展示会が茨城県で行われたので、家業のおつかい感覚で向かうことにしました。家業の現場でも多くの機械を見てはいましたが、目の前で実演されると、ただでさえ機械の大きさに圧倒されているのに、迫力に驚かされました。


展示機械の一つ

様々な機械のメーカーの特徴を聞いて、機械について知るだけでもとても勉強になりました。私が機械を使って作業をすることは絶対ありませんが、子供たちに「林業はかっこいいな」と思ってもらえる一つの機会になるといいなと思います。もちろん、むやみに機械を使って山の環境を悪くしてはいけません。

昨年茨城で開催された、この森林・林業・環境機械展示実演会ですが、今年は福井県で行われるようです。延伸した新幹線で是非福井へ!


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