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展示会デモ(メッセナゴヤ・アグリクロス)のご報告

トクイテンの森です。今回は名古屋のポートメッセなごやで開催された展示会のメッセナゴヤの特別企画展アグリクロスでのデモについてご報告します。この展示会は名古屋商工会議所主催の異業種交流会という形で、さまざまな業種の企業や団体の展示や講演会が開催され、アグリクロスはその一角だったのですが、我々は結構目立つ位置でトクイテンの事業内容やロボットデモを展示させていただきました。

アグリクロスについて

アグリクロスは名古屋商工会議所が開催するスマート農業を中心とした農業に関わるビジネスの交流会・展示商談会でこれまで名古屋市内で開催されていました。今年は異業種交流会であるメッセナゴヤでの開催となり、我々トクイテンもご招待いただきました。
開催期間は11月16日(水)〜18日(金)で準備期間として月曜日と火曜日が割り当てられていました。

デモ準備など

新規開発の移動ロボットを「ティターン」と命名しました

デモでお披露目するということで新型の移動ロボットを命名することになりました。話し合った結果、ティターンとすることになりました。愛知県知多市に自社農場を持っていることもあり、知多にかけて、ギリシャ・ローマの神々の名前から取りました。
今後ともティターンをよろしくお願いします。

準備でのトラブルと解決

デモの準備としてデモ用プログラムの開発などを行ったのですが、完成したプログラムの検証や調整を前の週の水曜日に行っていたところ、突然動かなくなりました。試行錯誤した結果、その時に使っていたノートパソコンは信頼できないということになり、金曜日に秋葉原へ行って新しい別機種のノートパソコンを購入しました。土日にOSや開発したソフト一式をインストールして、月曜日に現地で調整するというぶっつけ本番でした。

アグリクロス本番開始!

共同創業者の豊吉はほとんどの日程で農場での仕事が立て込んだため来ることができず、取材対応などは森が行いました。NHK、中日新聞、中部経済新聞などに取り上げていただき、大変光栄でした。

メッセナゴヤ・アグリクロスの様子(正面は代表の豊吉)

デモとしては移動ロボットは固定で、アームを使って収穫する作業を行いました。以下のtweetは二日目と三日目の収穫デモの様子です。現場調整が必要な部分はありましたが、概ね順調に動いたと思います。


NHKでも紹介されました

1日目の模様をNHKや新聞に取り上げられたことで、2日目以降にテレビで見たという方が何人もいらっしゃいました。テレビの影響力はまだまだありますね。

FAQ(度々された質問とその回答)

よく質問されたこととその答えとしては以下になります。

質問:トマトの色を見て収穫するべきかどうかを判断しているのか?
回答:現在はトマトの検出を機械学習で行っています。収穫適期を自動判定することも技術的には可能ですが現在はまだやっていません

質問:このロボットはいつ売り出す予定ですか?
回答:ロボット単体でお売りする予定は今のところありません。農場や栽培ノウハウを含めたパッケージの一部としてロボットもあります。ロボットを売ることそのものを拒否しているわけではないので、もしどうしてもこれが欲しいというロボットがあればご相談に乗ります。

質問:なぜトマトなのでしょうか?
回答:トマトが日本で一番出荷額の多い野菜になっているためです。

まとめ

展示には多くの方々に来ていただき、ロボットや事業内容についても質問をいただきました。今後のビジネスパートナーになっていただけるような方々とも知り合いになることができました。関係者の皆様ありがとうございました。

展示会やデモが開発の区切りになることは分かっていましたが、今回も開発が加速した面はあったかと思います。デモばかりになると農場での運用に必要な開発が滞る面があるので何度もするわけにはいかないですが、適宜デモや農場見学会などの機会を作っていきたいと考えています。


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