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【読書】頭がいい人が話す前に考えていること

本日は
ビジネス部門で
ランキング2位になっていた
安達裕哉さんの
「頭がいい人が話す前に考えていること」
を読ませて頂いた。

今回も
私が個人的に勉強になった内容の
一部をご紹介させて頂く。

子供の頃から
「ちゃんと考えてから話して」
と言われた。

上司から
「ちゃんと考えた?」
と言われた。

では、
「ちゃんと考える」の
「ちゃんと」とは
具体的にどういうことか?

教わったことはあるだろうか?

もしくは、
教えたことがあるだろうか?

冒頭から「これは是非読んでみたい!」と思った。
私も子供のころに、よく言われた経験があるからだ。

「ちゃんと考えて」
と、言われたことのある人は
思い出してほしい。

あのとき、
あなたは何も考えていなかっただろうか?

そんなわけはない。

この本を読んでいるあなたも
紛れもなく色々なことを
考えているはずだ。

人間、みんな考えている。

なのに、
「ちゃんと考えている人」と
「考えていない人」の差が生まれるのは
何故だろう??

その理由は
内容の「量」ではなく「質」が原因だ。

なんとなく思いついたことや、
なんとなく考えただけでは、
いつまで経っても
「ちゃんと考えた」
ことにはならない。

なんとなく考えたことでも、
あるタイミングで
「良質な思考」に
転化させる必要がある。

そのタイミングが
人に「話す前」だ。

確かに…。思いついたことを一度、頭の中で組み立て直してから発言しないと暴走してしまう。

この本のテーマは
知性とコミニケーション。

「ちゃんと考えた?」

と、言われたことのある人は
考えていないのではない。

「思考の質を高めるコツ」を知らないだけだ。

話す前に少し
注意力を働かせるだけで
思考の質を高めることができる。

この方法を
手に入れれば
誰でも思考の質を高め、
知性も信頼を同時に獲得できる。

ここから先が本文の内容になる。

【ヤクザ映画で死ぬ人の共通点】

ヤクザ映画「アウトレイジ」で
殺されてしまう人の特徴は?

答えは「感情的な人」です。

感情的な人間が死に、
冷静な人間は生き残っていました。

感情的になった人間は散々利用されたあげく、
みんな殺されてしまったのです。

北野武監督自身も、インタビューで
「拳銃を使ったやつは大抵、
死に至るってポリシーはもってるよ」
と話していました。

感情的になったら、
その時点で負けというメッセージ。

「キレる人」には、
理由はどうあれ皆、近寄りたくないのです。

映画アウトレイジは観たことありませんが、
なんとなく想像はできた。

【怒ってる時は頭が悪くなる】

キレないための2つの技術。

①すぐに口を開かない。
②相手がどう反応するか、
いくつか案を考えて比較検討する。

このように
「思考を遅くし、冷静に考える時間」は
「愚かさを回避するための時間」になる。

頭の良い人とは、
学生時代にテストで点数が良かった…
だけでは決まらない。

実は、
頭の良さは「周りの人が決める」こと。

「この人は頭が良い」と
多くの人に思われていれば、
その人は「頭が良い人」になるし、
多くの人に「頭が悪い人」と思われれば
その人は「頭が悪い人」になる。


だから、
「頭の良い人」=「他者がどのように思うか?」
を常に意識している人となる。

自分の好きなものが伝わらない。
自分の企画が通らない。
会社で認めてもらえない。
…と思っている人ほど、
この視点が抜けていることが多い。

頭の良さは「他者」が決める。

なるほど…。だからこそ、頭の良さとはコミニケーションスキルとも繋がるわけか…。

【小さな情報を信じると馬鹿に見える。】

(例)
「先輩、昨日テレビで見たんですけど、
年収を上げるには、
英語力と会計の知識が重要みたいです!」

「えっと、、、
あなたの仕事って、英語も会計も使わないよね?」

根拠の薄い情報に依存しているように見えると、
残念ながらその人の話は浅く聞こえます。

問題なのは、
「なぜ、メディアや著名人が
そのように述べているのか理由を知らない」
にも関わらず引き合いに出すことです。

なるほど。

【思い込みが強いと頭が悪く見える。】

人間には「確証バイアス」というものがあり、
自分の都合の良い情報ばかり集めて、
自分にとって都合の悪い情報は
無視する傾向があります。

人間は見たい世界しか見ないのです。

そのことを理解して
物事を考えることが大切。

以上になる。

この他にも
多くの対策が
わかりやすく書かれていた。

興味がある方は
是非、書店で手に取って頂きたい。

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