クロール｜フィンを使って、フィン無しのバタ足を上達させる練習法

バタ足について、、、

「フィンを使うと凄く速いけど、
フィンを外すと凄く苦手になる。」

「フィンを使ってても
一向にフィン無しのキックが上手くならない」

今回はそんな方にオススメな練習だ。

バタ足で膝をしっかり伸ばすと、
お尻周りの大きな筋肉が収縮してしまい、
しなやかなキックが打てなくなります。

…かといってずっと緩めていると
今度は自転車漕ぎのようになってしまいます。

そこで重要なことは
足首、膝、股関節を「柔らかく」使って
足全体を鞭のようにしならせて動かせば、
効率よく足の甲で水をとらえることが出来る。


この「柔らかく」と
「足の甲で水をとらえる」だが
言うは易く行なうは難しだ。

そこで登場するのがフィン。

フィンを履くと、
フィンがしなるため
自然に柔らかさが加わる。

そして、
足の甲が広くなるので
水が当たる感覚が
わかりやすくなるのだ。

しかし、
このフィンに慣れてしまうと
フィンを外した後に
現実に戻される…

足がスカスカしてしまうのだ。

そこで
私がお勧めしているのが
片足フィンだ。

片足にフィンを履き
通常通り、両足でバタ足をする。

フィンを履いている足に習って、
履いていない足を動かす。

すると、
徐々に履いてない足の甲に水が引っかかり出す。

この練習は
無意識の中で
「柔らかさ」と「足の甲で水をとらえる」を
練習することができる。

練習の際には、
あまり強く蹴ってしまうと
曲がってしまうので
軽めに蹴ることをオススメする。

是非、道具を有効活用して
言うは易く行なうは難しを解決して頂きたい。