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マスターズ大会「引率」の仕事内容と裏話(現実)

大会の会場には
「引率者」という人がいます。

今回は
その引率者の仕事内容と
裏側を公開させて頂きます。

①引率者とは、どんな立ち位置?

私の個人的な考えにはなってしまいますが
マスターズの大会の
「引率者の仕事」とは
ゴルフの「キャディー」さん
のような仕事だと考えています。

ゴルフのキャディーさんは
コースの特徴や距離などを
お客さんにアドバイスし、
主に池やバンカーの位置など注意をしなくては
いけない場所を伝えます。

ゴルフはショットよりも
考える時間のほうが長いです。

そのため、
ときに判断に迷うことがあります。

そこでコースを熟知したキャディーさんの
的確なアドバイスにより
自信を持ってショットを
打つことができるわけです。

水泳の大会も、
会場や大会の規模、
他の参加者のレベルなど
とても流動的です。

会場によっては
体を冷やしやすいプールだったり、
混雑しやすい場所などもあります。

こればかりは、
大会を多く経験したことのある人にしか
先読みすることは不可能です。

水泳のレースも
ゴルフと同じで、
レースの時間よりも、
待機をしたり、
準備をしたりしている時間の方が長くなります。

そのため、
迷いが生まれることも多々あるわけです。

そんなときに
的確なアドバイスをもらうことで
迷いが消えることがあります。


②実際の引率者の仕事

引率者の主な仕事は…

・レースの応援や記録
・タイムスケジュール管理
・参加者の健康チェックやアドバイス
・突発的なトラブルの対応
・棄権などの手配
・場所取りや荷物の見張り
・他チームとの良好な関係構築

などなど幅広くあります。


何より無事に会場を出て
皆さんが笑顔で帰宅されることを
目標にすることが
最大の仕事です。

③引率者の裏側

しかし、
多くのスポーツクラブでは、
この引率者を出すことを渋るケースがあります。

理由としては、
人手不足や
引率者に支払うフィーなどの経費削減です。

なので、
某大手のスポーツクラブ所属だとしても、
一人でふらっと大会に来られている方も
多くいらっしゃいます。
(その一人気ままな試合旅が好き…
という人もいらっしゃいます)

そのように一人で大会に参加される方は
基本ベテランの方達で、
現地でスイマー仲間に会い
一緒に行動していたりします。

④引率者はチーム責任者

引率者は、
そのチームの責任者であることが
多いです。

そのため、
チームメンバーが
何か問題を起こしてしまったときには、
引率者が会場役員の総責任者の元へ行き
平謝りしにいくこともあります😅

マスターズの大会にも
一定のルールがあり
そのルール内で皆さんが快適に
レースに参加して頂くために
引率者は一日中、
チームの参加者に目を配り続けます。


⑤これからの理想のマスターズチーム

私が思う
理想のマスターズチームは
全員が引率者の仕事を理解して、
全員でサポート、助け合い、
そして、
全員がレースに出るチームです。

近年、
スポーツクラブの人手不足も
悪化しているため、
なかなか引率に専念できる
経験者を付けることが出来ない状況です。

そこで、
私はチームメンバーが
初めてのレースに出るときに
引率者として大会について行き、
最初から最後までサポートすることにしました。

それが「マスターズチームとらふぐ」を
作った理由です。

その思いをメンバーが
引き継いでくれたお陰で
今では初レースの人がいる場合、
みんなでフォローやサポートを
してくれるようになりました。


⑥私のマスターズ引率回数は◯◯回

私の
過去の引率回数は
50回以上(レースに参加せず)です。

その経験を活かして
これからも多くのマスターズ大会参加者の
お手伝いをさせて頂きたいと考えています。


【おまけ動画】
こちらは、
大阪のラクダムドームへ
細田さんのレースの引率で
行ったときの動画です。

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