アスリートとしての不利な性格とは??
指導者はコーチングの際に
その「選手の特性を理解し活かすこと」を
考えます。
もちろん、
選手自身も「自分を理解し、自分を活かす」
ということを行い
二人三脚で前に進んでいく必要があります。
そこで今回は、
スポーツ心理でも使われる
性格診断のご紹介です。
①歴史の深い性格診断
性格というのは一つではなく、
いくつかのタイプが組み合わされて
出来ていると言います。
心理学の世界で歴史が深く、
信頼性が高い性格診断として
「BIG 5」というものがあります。
②5つの性格項目
「BIG 5」は、
人の性格を5つの項目にわけて
性格診断します。
①外向性
(外向的かどうか⇔内向的かどうか)
②協調性
(協調的かどうか⇔排他的かどうか)
③勤勉性
(勤勉的かどうか⇔怠惰的かどうか)
④情動性
(論理的かどうか⇔情動的かどうか)
⑤創造性
(創造的かどうか⇔保守的かどうか)
・診断例「警戒タイプ」
診断例として…
「外向性が低い」&「協調性も低い」
社交性が低く、他人との協調性が低い
…の組み合わせは「警戒タイプ」と言われ、
人に心をなかなか開かないタイプ。
極端になると「自分以外は敵」と考え出します。
・診断例「気分屋タイプ」
他にも…
「外向性が高く」&「情動性が低い」
社交性が高く、メンタルが弱い
…の組み合わせは「気分屋タイプ」と言われ、
自分の感情に流されやすく
常にアップダウンが激しく
かつ、周りから注目を集めたいタイプなので
「演技性パーソナリティ(HPD)」とも
言われています。
・アスリートとして不利な診断例
そして最後に…
「情動性が低く」&「勤勉性も低く」
メンタルが弱く、学ぶことが嫌い
と、いう組み合わせは「無気力タイプ」。
このタイプは、
アスリートにとって
改善が必要な組み合わせと言われています。
好奇心がなく、
論理的に物事を考えられず
感情に流されやすい
まさに「好奇心のない赤ちゃん」です。
対処方法としては、
学びを増やすか、メンタルを強化するかで
対処するため非常に時間がかかります。
③性格は変わる
性格と言っても、
情動性(メンタル)は、
後からでもある程度は補強が出来ると
言われています。
海外では定期的なセラピーを
何ヶ月か受けて改善するのが主流です。
情動性は良くも悪くも、
一緒にいる人から
大きく影響を受けてしまう項目なので、
いつもイライラしている人の
側には近づかないというのも得策です。
④まとめ
皆さんはどの項目が高く、
どの項目が低かったですか?(憶測)
本来は診断テストがありますし、
高いから良いとか
低いから悪いとかではありません。
①外向性
(外向的かどうか⇔内向的かどうか)
人といるのが好きか?苦手か?
②協調性
(協調的かどうか⇔排他的かどうか)
他人と足並みを合わせられるか?苦手か?
③勤勉性
(勤勉的かどうか⇔怠惰的かどうか)
学び考えることが好きか?面倒か?
④情動性
(論理的かどうか⇔情動的かどうか)
感情に流されやすいか?そうでないか?
⑤創造性
(創造的かどうか⇔保守的かどうか)
チャレンジが好きか?苦手か?
尚、私の場合、、、
「勤勉性が高い」
「外向性が低い」
という診断です。
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