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コーチングを1年半受けてみて

先日、自分のコーチがクライアント募集のnoteを出していました。

この時、こんなことをふと思いました。

コーチングってする側の情報はいろいろあるけど受けている人の話があまりにも少なくないか?と。

ということで、今回は1年半の間、コーチのもとでコーチングを受けてきた自分の身に起こった変化をふりかえろうと思います。
「コーチングってどんなものなんだろうか?」「コーチング受けてみたいと思っている」人に参考になればうれしいです。
(もちろんコーチごとに色は違うので参考程度ですが…。)

セッションの内容

変化をふりかえる前にコーチングで何をしているのか気になる人も多いと思いますので、ざっくり説明させていただきます。

自分の場合は、現在から今まで大体平均して1時間のセッションを月2回程度受けています。セッションの内容もコーチによってさまざまかと思いますが、継続するごとにセッションのあり方が変わっている印象を受けています。

(開始~半年)
今思うと、割とかっちりしたセッションを受けていた印象です。コーチングの時間をどういう風に使いたいかを明確にしてから、自分に対する深堀りを行い、最後に今後に向けたアクションを決めます。コーチ主体になってアクションを決めていただくことが多く、受け身のスタイルでした。当時はコーチの質問に答え、内容をかみ砕くので手いっぱいでなかなかアクションにまで頭が回っていなかったなと思います。

(半年~1年ちょっと)
この頃もコーチングの時間をどういう風に使いたいかを明確にすることは変わりませんが、アクションは毎回決めなくなり、アクションを決める頻度は落ちていきました。ここにどのような意図があったのかは自分にはわかっていないのですが、少なくともこのころから自分の好きなこと、続けられることが少しずつ分かってきて、好きなことに取り組めるようになった気がします。

(最近~未来?)
これは最近の話で今後どうなっていくか分かりませんが、直近のセッションでは方向性も明確にすることはなくなりました。というよりかは必要であれば方向を明確化するし、アクションも設ける形に変化したのかもしれません。最近になると、自分のもやもや、趣味趣向などを言語化し、そこから自分という人間の一面を知ることをセッションでできるようになりつつあるように思えます。

このように1年半もあるとセッションの内容もだいぶ変わります。
個人にあったセッションのやり方が徐々に見つかってくるのだと思います。

自分に起きた変化

ここからは1年半の間で起きた自分の変化について、ざっくりと2つほど書きたいと思います。

① 素直な反応を行動や口に出せるようになった
自分の心が動かされるものが目の前にあったとしても、そのものに飛びつく前にリスクなどあれこれ考えてしまい、結局飛びつくことができない人は意外と多いのではないでしょうか。自分にもその性質がありました。自分の場合はとりわけもやもやに対して、なかなか声を出せないタイプでした。

コーチングを受けていて、明確なきっかけはいつかと言われると全く分かりません。しかし、気がつくと、社内でももやもやしたことに対して声をあげられるようになっていきました。いいように言えばその時の気持ちに嘘をつかなくなったとでも言えますでしょうか。もちろん、これはもやもやなどのマイナスだけでなく、心惹かれるプラスのものに対しても同じことが言えます。

② 自分のことがわかるようになってきた
自分のことがわかるとどんなことがあるか?と言われると答えに詰まってしまいますが、少なくとも「自分のことがわかっていると自分で自分の機嫌を取ることができるようになるかな」と個人的には思います。というのももやもや等の原因がわかっていれば自分の中で、折り合いが付けられるからです。

このコーチングを受けた1年半の間で、「自分がどんなことに楽しさを覚えて、どんなことにもやもやして…」という部分がかなりクリアになったと思います。クリアになったことで、時間の使い方のクオリティが上がりました。コーチに言わせると、「自分の人生の時間を自分で使えている
」らしいのですが、1日に対する満足度は以前より上がりました。

コーチングを受けるにあたって

次はコーチングを受けるにあたって、個人的ではありますが、気をつけておいた方がいいなと思うこと2点をあげたいと思います。

① ある程度の期間は継続すること
一般には3か月は継続した方がいいとのことです。自分は1年半受けてきましたが、変わったなと思ったのは半年から1年たった頃でした。コーチングを1回受けたからといって劇的に何かが変わるわけではありません。セッションを積み重ねていった先に変化があると思ってもらった方がいいかもしれません。

② 自分なりの答えを出すこと
これはかなり個人的なものです。こと自分のコーチに関しては、とても難しい質問を投げかけてくることが多く、そのたびに頭を悩ませていました。というのも自分ということに関してはたいていが決まった答えがない漠然としたものだからです。しかし、何でもいいので思ったことを答えにして吐き出したからこそ今の自分があるのかなと思います。コーチにもこの姿勢をほめられたことがあったのですが、うれしくて、今でも忘れていません。

おわりに

この1年半のコーチングをふりかえってみました。少しでも何か伝わればうれしいです。
自分のコーチに関しては、セッションごとに変わるZOOMのバックグラウンドを見て、これだけ自由にいい意味で自分本位に生きている人がいるんだ、と感嘆してしまいます。
そんなコーチのセッションだからこそ、少しずつではありますが、自分も思ったことに素直に反応できるようになってきたのかなと思います。コーチングを受ける前と後では後の方が個人的にはストレスなく楽しく生きれています。だから続けています。

だからこそ、もっと楽しく、満足した人生を送りたい人すべてにコーチングはささるのではないかなと思います。自分はそんな気がしてなりません。

コーチ、今までありがとうございます。そしてこれからもよろしくお願いします。

つたない文章でしたが、お読みいただき、ありがとうございました。

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