見出し画像

新作が出ても最強コスパの名は譲らない! Xiaomi Smart Band 7 レビュー

先日Xiaomiから発売されたスマートバンドのXiaomi Smart Band 8ですが、仕様変更によりデメリットが増えてしまいました。そこで、型落ちながらもまだまだ戦えるXiaomi Smart Band 7をレビューしていこうと思います。

主は要約がヘタクソなので時間の無い方は太字部分のみ読み飛ばしていただければ大体理解出来ると思います。

もくじ
1.スペック
2.実際の使用感
3.Zepp Lifeについて
4.Band8とどう違うのか?
5.総合的な評価

1.スペック

 

まずは簡単なスペックから見ていきます。

初期設定のウォッチフェイスはアナログ型。
一目で見たい時はデジタルへの変更をおすすめします

・価格
Xiaomi公式ストアでは4990円となっており、スマートウォッチとしては安い部類に入ります。
自分はAmazonのセールで4000円程で購入しました。

・ディスプレイ

縦長の有機EL30fpsで、明るいところでも見やすく使いやすい。fpsではBand8に劣ってしまうのが難点。ベゼルは下部が太め。

・主な機能
以下の画像の通りで、かなり多いです。おサイフケータイは使えないので注意。

Mi Fitnessと連携するとこんな感じ。Zepp Lifeだとこれに
リモートシャッターが増えます。

・耐久性
防水5ATMに対応。プールでも安心して使用できます(風呂や海は非推奨)。
またバンドがシリコンなので、傷はつきにくいです。

・バッテリー
公称値では最長14日
普通に使えば1週間は持ちます。

・装着感
シリコン製のバンドなので痛いこともなく、軽いので付けていることを自覚できないくらいには装着感はいいです。

2.実際の使用感


1.ディスプレイ
縦長で、個人的にはかわいくて好きです。明るさは問題なし、ただ自動調節は不可なところが惜しい。操作感としては、吸い付くというよりかはついてくると表現した方が適切。30fpsですのでスマホに慣れているとどうしてもカクカク感は感じてしまいます。

2.機能面
心拍数など一通り試したところ不備はなく、どの項目もしっかり計測して数値を出してくれていました。機能の数も多く、運動する人も普段使いの人も満足できそうです。ただ、FeliCaは搭載してません
時計の画面から右にスワイプすると、音楽、天気、時計とループしていき、逆にすると天気からループします。天気は地域の切り替えが可能だったり、スマホのGPSと連携してくれるのでわかりやすく、音楽の再生も遅延がなく満足です。

3.耐久性
防水性能の実験的な意味も兼ねて約40度のシャワーをつけたまま浴びてみました。結果、水滴による画面の誤反応はありつつも壊れることなく使えました。
ただ、メーカーが保証できるのはプールのような水温までで、お湯や石鹸などを使用する環境では耐久性が保証されないので、オススメしません。サウナも同様、高温になると電池の爆発などの危険もあるためやめておきましょう。
本体の耐久性については画面を除いてほぼ全面がシリコン製のため、傷は付きにくいです。

4.電池周辺
長持ちします。通常使用では1日10%より少し少ない程度の電池消費ですので、1週間は電池が持ってくれそうです。場合によってはさらに節約することも可能です。
充電はマグネット式で、充電器はコードが細く、また短かったのが残念です。

5.スマホアプリ
アプリは2種類が使用可能。Xiaomi純正の「Mi fitness」と「Zepp Life」の2種類。
ここが8との大きな差で、Zepp Lifeは8では使用できません。LINEの自動返信など使えない機能がかなり増えるので、選択は慎重に。
Mi fitnessを使用してみたところ、UIも見やすく、しっかりしたアプリでした。

一目でステータスが確認可能。

3.Zepp Lifeについて

Band8との大きな違いは、連携アプリにZepp Lifeが使えるかどうか。また、Google FitもZepp Lifeからの連携なので、Google FitもBand8では使用できません
Zepp LifeにあってMi Fitnessにない機能は以下の3つ。
・リモート撮影
・Google Fitとの連携
・LINEのバンド側での返信 

LINEの返信は定型文と絵文字のみですが人によってはありがたい機能。また、Google Fitとの連携は運動する方にとっては痛いところ。リモート撮影については、家電量販店の実機で同じ機能がBand8にもあったため触れないでおきます。
ただ、個人的な感想としてはZepp Lifeと連携するとバグが増えます。通知が勝手に消えたりします。なにか使いたい機能がない場合は、Mi Fitnessを使うのが無難でしょう。

4.Band 8とどう違うのか?

ここが今回の記事の主題とも言えるところで、
なぜ最新作が出ているのにわざわざ型落ちを買うのか。という疑問に対する答えです。

理由は機能が減ったことが1番大きいです。
前述の通り、製造元が変更された関係からZepp Lifeが使用不可になっていたり、形状に変更が加えられたりしています。
LINEの自動返信が使えず、GoogleFitとも連携できません。さらに、側面が設計の変更によりシリコンバンド包み込む形状から光沢のある金属に変更され、傷がつきやすくなりました。あまり傷をつけたくないと考えているのでこの変更点もかなり大きかったです。
もちろん、Band8で増えた機能もありますし、60fps対応と進化点もあり、バンドの変更によりネックレススタイルや靴に付けて細かい運動計測も可能になりました。しかも、LINEの自動返信も一部の絵文字と自分で決めた定型文のみで画面サイズの関係上使いにくくあまり使う場面はありません。
まとめてしまえば、Google Fitを使いたい人は7、それ以外は8で十分。という結論になりましたが、自分のしたいことを決めてから調べて自分にとって最適な選択をしてください。

5.総合的な評価

タイトルにある通り、新作のBand8と並んでスマートウォッチトップクラスのコスパを誇る商品、という評価に落ち着きました。おサイフケータイを使いたい人以外はBand 8 か 7を選んでおけばまず間違いないと思います。ただし、中国企業の製品らしく日本語が一部怪しかったり、バグが多少あったり(Zepp Lifeと連携するとさらに増える)するので、そこが気になる方は要注意です。

というわけで今回は Xiaomi Smart Band 7のレビューでした。今後もこのようなレビューやほかの趣味活動に関してのブログを書いていくつもりですので、また見てくださると嬉しいです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?