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ベンチャー系企業転職:僕なりの"危ない会社の見分け方"

はじめに

ちょっと危なっかしいタイトルではじまりました。森々田です。

僕は2016年に新卒でITベンチャー企業に入った後、2020年に転職して別のITベンチャーに入りました。

その二度のベンチャーへの就職活動の際に色々と勉強し、経験してわかったことがある中で、「危ないベンチャー」の共通点がわかってきたので簡単に書いておこうと思います。

もちろん最終的に決めるのは転職者本人ですが、この記事で判断の基準が増えたて見方が広がれば幸いです。

1. 社名やサービスのネーミングがダサい

「なんだそれ?」って感じると思いますが、説明します。
まず、これで見分けられるのが上層部の能力の低さです。

扱っているサービスや会社を動かしているのはその会社に後から採用された一般社員たちなので、その社員たちが優秀であれば上層部の能力は露呈せずイケてる会社としてふるまうことができます。

しかし、社名やサービス名の決定だけには上層部の意志が入っている事が多いです。
よってこれが上層部の能力を外から判断できる1つの材料となります。

例えばサービス名を例にすると、

  • 英単語をそのまま使っているネーミングのせいで検索で出てこない

  • すでに似ている名前の会社がある

  • 直感的にわかりづらい

など、今後サービスを大きくしていきたいなら避けて当然のネーミングがついている場合は要注意です。

2. ボーナスがない

額面、つまり見かけ上の月収をよくするためにボーナスを無くしている会社も要注意です。
パッと見月給が少し高いかな?と思ってもボーナスが無い(もしくはあっても1年に1回、1月分に満たない額)場合、年収としては大したことない額になっている可能性があります。

同じように福利厚生における手当や休みはよく見たほうがよいでしょう。

  • 夏季休暇はあるか?

  • 年末年始休暇はあるか?

  • 介護休暇に給料は発生するのか?

  • 結婚休暇や結婚祝金・出産祝い金はあるか?

などなど、ある会社はこれを全部揃えているので、これが無い会社だとしたらその理由などもしっかり話して理解した上で検討を進めましょう。

3. 一般社員に中心人物がいない

これは採用担当者と親しく話せるようになったら是非聞いてほしいのですが、風通しのいい会社であれば一般社員の中にも宴会部長のような中心人物が必ずいます。

いないと悪いというわけではないですが、そういったみんなをまとめる役がいない会社は、会社公式の飲み会以外が開催されにくいです。
なぜなら幹事をやる人がいないわけですから

また会社公式のイベントが会った際も、そういう人物がいないとどこか盛り上がりにかけます。
いじる人、いじられる人、そういった人物は会社のバランスを良くしてくれます。

採用担当と話す際に「飲み会とかは誰が開催してくれるんですか?」と聞いてみましょう。即答でなければ、もしかしたらいないのかもしれないです。

4. 利益ではなく売上のみを主張している

これは現実的で具体的な話ですね。
わかっている方であれば当然のことかもしれませんが、会社の勢いを見るときは売上だけではなく利益も見るようにしましょう。

売上は極端に言えば、大赤字を気にしなければ売上を出すことは誰でも簡単です。
5000万円の借金をしてそれを全部宝くじに使い、1000万円を当てれば売上は1000万、しかし利益は-4000万円です。

もちろん売上の数字もとても大事です。
しっかりとした未来への投資ができていれば、今は利益が低くとも黒字に転ずるプランができているのかもしれません。

気をつけるのはどこか利益を隠し、売上だけをアピールするようなスライドを見たときです。
利益がしっかり出ているなら売上だけでなく利益も見せるはずなので。

5. 採用担当者が生理的に無理

これで最後になります。
記事のオチみたいに見えますが(笑)、これも大事にしましょう。

採用担当が生理的に無理であれば、積極的な辞退をおすすめします。
採用担当は会社の顔であり、その会社の代表として接してくれています。
その代表が無理なのであれば、会社全体も無理なのかもしれません。

おわりに

いかがでしたでしょうか?
簡単な文章でありながら少し厳しいこともお伝えできたのかなと思っています。

就職・転職は採用側と求職者側の関係は対等です。
仕事を探しているこちら側もまた選ぶ側であるということを忘れずに、お互いのメリットが一致するかをしっかり探っていってください。

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