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読書日記

202
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2023年8月の記事一覧

【読書感想】食べること、料理することーー坂口恭平著『cook』を読んで

坂口恭平著 晶文社 2018年出版  私が坂口恭平の本を読み始めたのは、昨年からなのであるが…

森マリアンヌ
10か月前
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【読書感想】メカニックな世界ーー新井紀子著『AI VS 教科書が読めない子どもたち』…

 新井紀子著 東洋経済新報社 2018年出版  だいぶまえに、Twitterでみかけたので、仕事に…

森マリアンヌ
10か月前
3

【読書感想】編集者とはーー駒井稔著『編集者の読書論』を読んで

駒井稔著 光文社新書 2023年出版  本屋歩いてたら出会って、買おうと思っていたら、図書館…

森マリアンヌ
10か月前
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【読書感想】貧困層の人たちの描写ーーキム・ヘジン著『中央駅』を読んで

キム・ヘジン著 生田美保訳 彩流社 2019年出版  地元の図書館の韓国文学のコーナーにあっ…

森マリアンヌ
10か月前
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【読書感想】現代社会におけるルッキズムーーパク・ミンギュ著『亡き王女のためのパヴ…

パク・ミンギュ著 中川美津帆ほか訳 クオン社 2015年出版  パク・ミンギュという作家が書…

森マリアンヌ
10か月前
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【読書感想】現実的に起こりそうなことーー平野啓一郎著『高瀬川』を読んで

平野啓一郎著 講談社文庫 2006年出版  瀬戸内寂聴と平野啓一郎の対談を読んでいたら、この…

森マリアンヌ
10か月前
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【読書感想】根底に流れるものーー小川洋子著『博士の愛した数式』を読んで

小川洋子著 新潮文庫 2005年出版  話題になっていた時は読まなかったが、小川洋子の小説に、はまってしばらくたってから、この小説を読んだがすごく良い小説だった。最後に涙がほろり。  家政婦とその子供と老人のお話なのだが、子どもと老人のやり取りがなかなかよい。小川洋子はこういうなんでもない女性と、子どもと、ずっと年の離れた老人の関係を小説にするのがうまい。そして、ちょっと不気味な感じもやはりある。その20代後半の家政婦と彼女が世話をしている老人が、恋愛関係にはならないんだ

『くそつまらない未来を変えられるかもしれない投資の話』を読んで

ヤマザキOKコンピューター著 タバブックス 2020年出版  アマゾン検索してたら偶然発見し…

森マリアンヌ
11か月前
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