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アイカツ!10th STORY~未来へのSTARWAY~を観た

2回目の、アイカツ!10th STORY~未来へのSTARWAY~を観てきました。1月27日以降、晴れて(?)ネタバレ解禁となったので、内容に触れた感想を書いておきます。良かったシーンを挙げるときりがないのですが、特に印象的だった場面を振り返ってみます。

君へのMC

何といっても、物語がピークを迎えるソレイユのライブシーンは胸を打つものがありました。アイカツ!が、いちごをはじめとしたアイドルたちの物語であると同時に、視聴者一人一人にとっての大切な物語でもあることを、改めて実感させられました。
あのライブ会場にいた人たちやスクリーンで映画を観た人たち、それぞれがアイカツ!から受け取ったものを噛みしめていたのではないでしょうか。そして、過去を振り返ったときに、”ここまではやってこられた”という手触りのある感情が、これからの自分を後押ししてくれる。こんなに勇気をもらえることはないですね。ここまで感情が高まってからの「MY STARWAY」は、それは涙なしには聴けないです。

自分との約束

1月公開の後編を観てから、「MY STARWAY」は自分との約束の曲なのだと強く思いました。この曲について、霧矢あおい役の田所あずささんが、以下のようなツイートをされていました。

”ずっと昔からアイカツ!とともにあってくれたような感じ”

これ以上の感想は、もう出てこないなと思いました。

思えば、アイカツ!の楽曲はいつも、自分と向き合うことの大切さを歌ってくれていました。それぞれのアイドルにそれぞれのアイカツ!があるように、私たち一人ひとりにもそれぞれの人生や生き方、ある種の選択があり、少なくとも自分は、それらを重ね合わせることで、大切なものを受け取ってきました。
「MY STARWAY」はいわば、その集大成的な一曲で、アイカツ!を象徴する曲とも言えますね。

未来について

ソレイユのライブシーンも好きですが、それと同じくらい好きなシーンが、あおいがいつものメンバーに対して自分の将来を語る場面です。自分の道を選ぶこと、未来を切り開くこと、その選択をする意思の尊さを感じました。

その場面でも、蘭と2人で話していた時も、ソレイユの3人で話していたときも、あおいの表情に迷いや憂いがなく、私はこの道を進むのだという確かな決意が感じられて、密かに心が奮えました。

ある選択が将来に与える影響について空想をすることがあります。むしろ逆に、ある選択をしなかった未来を考えます。そして、いわゆる並行世界のようなものが存在していて、選択の度にその可能性が無数に分岐して無限に生まれている…そんなことを妄想します。

目の前にある無数の未来から、自分の道を選ぶこと。

アイカツ!を続けるうちに、無意識だけれど少しずつ教師という夢が膨らんでいって、それが自分でも分かるくらいに大きくなって、あっ!これが自分の道だ!と直覚する瞬間の尊さ。良いシーンでした。

終わりに

卒業ライブの会場に、持田ちまきちゃんがいたり、未来パートでベロベロに酔っているユリカ様が可愛かったり、語り足りない所ですが、このあたりでお終いです。

「MY STARWAY」もそうですが、劇中歌の「TRAVEL RIBBON」やEÐの「氷の森」も良くて、早くフルで聴きたいですね。また、特盛パンフレットもインタビュー等が充実していて、かなり満足度が高かったです。

これからも、やっていけそうです。

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