税理士試験結果発表でしたね

今年から税理士試験の合格発表の時期が早まりましたね。受験された方、お疲れ様でした。合格された方、おめでとうございました。

雑感

国税庁が公表した結果を見ると、簿記論の合格率23.0%と高いのが目につきました。前年は財務諸表論が20%台でしたね。

来年度から会計科目の受験資格が緩和されることもあり、これらの科目の敷居を下げようという意図もあるでしょうか。

合格発表の時期が早まったのは、受験生にとってはありがたいですね。去年までなら、あと10日ばかりは、やきもきした状態で宙ぶらりんだった訳ですから。12月に来年の受験計画を立てて、年明けからスタートできると思えば、その点でもやりやすいと思います。

また、年代別の合格率をみると、一部科目合格者数は25歳以下は断トツで多いです。一方で、5科目到達者数(官報合格者)は、41歳以上が一番多いですね。年代別の受験者数も41歳以上が飛び抜けて多いです。この数字をみるに、税理士試験が長期戦であることを示しているように思えます。

同僚、後輩、自分

自分が勤めている事務所でも後輩が受験して、科目合格していました。
素直に、おめでとうございますと祝福する気持ちと、自分も負けていられないし、改めて気を引き締めていかないといけないなという思いが込み上げました。

来年の1月の頭には大学院に論文を提出して、諸々が順調に進めば、7月〜8月くらいには税理士資格登録ができる見込み。

じゃあ、その先はどうするか。
上司は、5年くらいすれば、一通り仕事ができるようになるから…と言うけれど、果てさて。

確かに、数年間は上司について、教わりながら経験を積むというのも分かるし、"修行"をするのが常套手段でしょう。実際に、受験していない税法科目の理解はまだ不十分ですし、実務で経験すべきことはまだ多くあるように思います。

その一方で、自分の中に構想や展望があるとしたら、その間、寝かせて置かなければいかないのかとも考えます。一歩を踏み出す用意があるなら、すぐにでも飛び出してしまった方が良いのでは、と思うのです。

どんな選択をしても後悔がつきまとう

今日、ラジオ「鷲崎健のヒマからぼたもち」を聴いていてハッとさせられました。

この日のメールテーマが、いわゆるお悩み相談で、何か迷っていることに対してどうしたらよいか教えてほしいというものでした。

パーソナリティの鷲崎さんも松井さんも、終始軽いトーンでトークされていました。その中で、鷲崎さんが「どんな人生でも、あの時ああしておけば良かったというのはつきまとうものだから…」と話されていたのに、ハッとしました。どうせ選ぶなら、少しでも自分に得な方に進んだ方が良いなと。

その時も、深刻な口調では全くなく、何でもない会話のように話されていて、リスナーである自分が勝手に救われるといういかにもラジオという感じがする放送でした。

終わりに

30歳という節目ともいえる年齢を迎えて、この先どうしようかと考えています。

余談。偶然か、はたまた何かの引力か、鷲崎さんも30歳で東京へ来て、今のラジオの道に進んだそうです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?