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アイカツ!10th STORY 未来へのSTARWAYを観た

「アイカツ!10th STORY 未来へのSTARWAY」を観てきました。
映画上映後に感想を書くと、どうしてもネタバレを回避することになり、抽象的なことしか書けませんが、感想は熱いうちに書きます。

劇場版アイカツプラネット!も個人的にサプライズと思う場面があったり、その他にも良いシーンがあったり、楽曲やステージも楽しかったです。

プラネット!の満足感もあったので、そこからアイカツ!に入り込めるかな?と思っていましたが、杞憂でした。開幕から結構心が持っていかれてしまいました。

それぞれの道

アイカツ!の放送が終了してから数年越しに、再びいちごやあかりたちのストーリーを観ることができたわけですが、過去を懐かしむ気持ちよりは、彼女たちが今も未来へ向かって走り続けていることを強く感じました。

今作は「卒業」がテーマになっていて、そこからソレイユの3人がそれぞれの道を歩き出すというのが、大きな流れになっていました。

あらすじを読めば、おおよそのストーリーの展開が分かるものです。
それでも、各アイドルが自分の将来を見据える姿を見たり、その言葉を聞いたりするたびに、それぞれが別々の道を歩き出すことの重みを感じました。また、その選択を感じさせる演出も随所にあり、楽しめました。

自分の道

アイカツ!を観ると、どうしても自分の事に置き換えて考えてしまいます。

思い返してみれば、これまでアイカツ!に夢中になってきたのは、アイドルたちがそれぞれの光をみつけて進んでいく姿に胸を打たれてきたからで、それは同時に自分はどうか?という自問自答と紙一重だったように思います。

平たく言えば、あのアイドルが頑張っているから、自分も頑張ろうと。例えそれがフィクションであったとしても。

だから、今回の「未来へのSTARWAY」のように、仲間と離れても自分の道を選ぶというはっきりとした意思が感じられるお話を観ると、そのアイドルに感情を寄せると同時に、自分の心も奮い立たずにはいられないのです。

今回のパンフレットに、いちご役諸星すみれさんとあかり役下地紫野さんのインタビューが載っていました。
その中の、下地さんの最後のメッセージに、自分がこれまでのアイカツ!から受け取ってきたものが込められているようで、とても良かったです。

コスモスのステージ

いちごとあかりのユニット、コスモスのステージも今回の目玉で、特にダンスが印象に残りました。

片方がメインでセンターに立つ間、もう片方は隣で主役を引き立たせるように踊る。ユニットを生かしたコンビネーション!という感じではないけれど、お互いの距離感や信頼関係を感じながら、パフォーマンスしているのがとても良かったですね。

終わりに

既に発表されていますが、今作の続編が来春に公開予定とのことで、アイドルたちがどんな未来を進んでいくのか楽しみです。

おまけ

入場者特典のフィルムは、おそらく、いちごとあおいのステージに蘭が駆けつけて、ソレイユが結成されるシーンでした。


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