入院中の選挙(2022年7月参議院選挙)
#選挙に行こう 。
これは、選挙が近くなると私がX(旧Twitter)でよくこのハッシュタグでつぶやいている言葉です。
みんなに呼び掛けているのに、入院中だからと言って権利を放棄するのは嫌だという私は、入院前に自宅のある市役所の中の選挙管理委員会に電話をしました。
「今度の参議院選挙の時には入院中の可能性があるんですが、入院中でも選挙ができると聞いたので、教えてほしくて電話しました」
「病院内で選挙はできます。どこの病院に入院しますか?」と聞かれたので鴨川市にあるK病院の名前を言いました。チーバくんの口元の住所の私でも、鴨川市にある病院であろうが、他都道府県であろうが病院の事務室に申し出ればできるそうです。特に私の入院した病院は、芸能人や政治家がわざわざ来て入院する病院なので「あそこは慣れているからだいじょうぶですよ」と、教えてもらいました。
私が選挙をしたのは、手術後に別の病気で歩行に難があるのでリハビリ病院にも入りますかと言われて入ったリハビリ病院の中でした。
リハビリ入院の説明の時に、選挙選挙と大騒ぎしていたので、事務の人にも顔覚えられちゃいました。
選挙の1週間くらい前だったと思うんだけど、事務の人が入院患者一人一人に「選挙どうしますか」と、聞いていました。私は4人部屋に入っていたのですが、なんと4人のうち2人しか選挙をしたいと申し出ませんでした。
まさに日本の投票率そのものでした。
選挙の4日前、事務の人がまた一人一人のベッドに来て投票用紙と候補者名を書いた紙を持ってきてくれました。
政党名とその下に候補者の名前、一般的な選挙会場では投票するところの囲いに貼ってあるあれです。
そして形状記憶のの投票用紙。
知っていますか?投票用紙って折りたたんで投票しても箱の中で開くようにできているんです。
この動画では1回しかたたんでいないですが、私は病室で3回しっかり折りたたんで、実験をしましたがそれでも開きます。
これを読んでくださった皆さん、この技術を見るためだけでも選挙に行きましょう。
私はいつも、政党名ではなく、政治家になってほしい人の名前を書いています。この方式は、衆議院議員選挙でも導入してほしいです。
衆議院選挙では、偉い人たちのお気に入りが、比例名簿の上位にいて失言だらけで批判の多い候補者が当選する現状も変えてほしいです。
投票は、私の住む○○市あての封筒に自分で用紙を入れて事務の人が取りに来てくれたら渡して、病院内の不在者投票が終わります。
最後に選挙って楽しいんですよと思わせてくれる畠山理仁さんの本を紹介します
いわゆる泡まつ候補とよばれる、落選するとわかっていても出てくる不思議な人たちを追いかけています。地盤・看板・鞄のない人たちが頑張る姿やその信念が描かれていて楽しいです。
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