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優雅な時間〜三人の乳幼児との朝の1コマ

優雅な時間に憧れている。

…そんなことを、最近たくさん動き回るようになって保育園のありとあらゆる準備に時間がかかりまくる1歳双子ボーイズと、自分の世界に入って周囲の音が聞こえなくなる能力(それを人はフローと呼ぶ)を持つ5歳になったばかりの長女を幼稚園に送って行ったあとに、思う。

双子はジタバタ動き回り服を着せるのに15分×2回かかり、朝ごはんではすべてを床に落とし(「あーあ、昨日の夜も掃除機かけたのに…」)、何とか手と顔を綺麗にして歯磨きさせて出発直前になった時に、少食長女(なのに「ママーお菓子食べたいー」とやまない)が残したポリッジを手掴みで貪る双子たち。手も顔もテーブルも床もぐちゃぐちゃ。この時にはもう笑うしかなかった。

そんなこんなで、優雅な朝からは未だに程遠いけれど、
カオスなのに、大変なのに、愛おしい時間。
子どもたちはきっとすぐに大きくなってしまう。
どの時間も、大変で、悩みが尽きず、生きていると実感させてくれる。
こんな時間が存在するなんて、子どもができるまで私は知らなかった。

そして仕事始める前に、一旦自分にフォーカス。
一瞬でもいいから、優雅な時間を。
今日超早起きしたのに30分遅刻したのはなんでだろう、と考えながら、なるべく今は一息つこうとお茶を飲もうとしたそのとき、電話が鳴る。

幼稚園「〇〇(双子長男)のおしゃぶりがないから持ってきて」

…ということで、おしゃぶりを届けに、幼稚園にいきます。

神様。どうか私に、優雅な時間をください。

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