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anything but ordinaryまでのストーリー(前編)/anything but ordinary #1

anything but ordinary
直訳すると、「普通以外なら何でも」。

これは、わたしの原動力としているコトバ。
応援歌のようなもの。

***

元々は
Avril Lavigne
2002のデビューアルバム「Let go」に収録されている曲のタイトル。

出会ったのは、中学3年生のとき。
英語や海外への興味から、初めて買った洋楽のアルバムが「Let go」だった。

以降、小柄でもパワフルで、世界にメッセージを届け続けているAvril Lavigneは、わたしの青春であり、今でもお手本のような存在だ。

高校での英語の授業で、
自分のお気に入りの1曲を英語でスピーチする課題が出された。
真っ先に、この曲を選んだ。

「普通以外の生き方なら、何でもいい」という歌詞のように、わたしも生きていきたい。
という内容のスピーチをしたと思う。

16歳のわたしは、アツかった。
世界中の戦争紛争、貧困問題、環境問題…
この手で、世界を救えると思っていた。
完全に若気の至りだった。

***

大人になった今、

決して金持ちではないが、家族4人生活に困らない程度の経済力はあるし、基本的に五体満足、健康だ。

が、このまま働きながら育児中心の毎日。子どもが巣立ち、退職したら、少ない年金で細々と暮らし、ボケたら介護施設で、ジ・エンド。

わたしもこうなるのかぁ~。
ま、それが普通だよね。

***

これは、ほんの2年前のわたし。
16歳のときのわたしのなんて、これっぽっちも見当たらなかった。


続きは、次回。

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