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「当たり前」を「当たり前」じゃないと、気づく日。

2021年12月。
いつにも増して、「いのち」を考える時間が多かった。

例えば、20数名が亡くなられた、大阪のクリニックでの放火事件。

例えば、太平洋戦争開戦から80年の節目の年。

例えば、とあるオンラインイベント。
産婦人科勤務の看護師さんの話を聞く機会があった。

無事に、健康に生まれてくるいのちもあれば、
お腹の中で終わってしまういのちも。

いのちの奇跡をたくさん、目の前で見てきた。

そんな彼女が不登校のお子様を抱え悩んでいた時期、その小さな小さな命たちが教えてくれたこと。
それは、

「元気に生まれて、元気に育つことは、当たり前じゃない。」

みんなと同じように毎日学校にいけなくたって、そこに生きててさえしてくれていれば、それでいい。

みんなと同じように学校に行くのが「当たり前」、でなくてもいい。

神様は
「いのち」が生まれるときや、失くなるとき、
「いのち」が脅かされるときや、儚いとき。
そんな劇的な方法でしか、
「当たり前」が「当たり前」じゃないことをわたしたちに教えてくれない。

多くの人にとって、そんな劇的な場面が頻繁に起こるはずもない。
(頻繁に起こったら、もはや劇的でも何でもない)

安全であるとか、平和であるとかも、
日本にいれば「当たり前」。

だからこそ、
「当たり前」に気づき、
「当たり前」じゃないことを意識させる日が年に数回ある。

きっとクリスマスも、そのひとつ。

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