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CDでしか音楽を聴けない時代のお話。

こんな記事が流れてきました。



こういう懐かしい話が出ると、意外に話題となります。

CD世代には懐かしく、ストリーミング世代には新鮮に感じるかも。


CDでしか音楽を聴けない時代。

流行りのCDの話題を共有したり、友達と貸し借りしたり。

CDがコミュニケーションツールとして役立っていた時代です。


友達に自分のCD棚を見せる時なんてまるで面接されてるような感じでしたw

逆に友達の棚から初めて知る音楽との出会いがあったり。


お店にはストリーミングに疲れた方が多くご来店します。

沢山のリリース情報を受け取ると、聴かなきゃいけない切迫感で一枚の作品を落ち着いて聴くこともままならない。

スキップして聴いてしまい記憶にも残らない。。

なのでもっとゆっくりじっくり音楽と向き合いたい。

となるようです。


CDを買って音楽を聴くということ。

そこには選択する能力が必要になってきます。

ほんとに自分が必要なモノを見極めるには、普段からその能力を研ぎ澄ます必要があります。


それはCDに限ったことではありません。

映画も洋服も、本も食べ物も一緒です。


自分で悩んで、考えた末に「これは必要!」と決めて買ったモノは、

その分だけ長く大事に記憶にも残っていきます。


その「選択能力」こそが、本当に自分が必要なモノを気が付かせてくれる

大事な能力。

その行く末が「個性」になっていくのかも知れません。


モノや情報が溢れていることだけが、必ずしも豊かなことではないのかも。



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