結婚への強い憧れ

最近気づいたこと。
私は結婚への憧れが物凄く強い。

自分にとって「完璧な人」はどこかに存在する。
そんな人と結婚すれば必然的に幸せになれる。
その人との間には当然、元気な子どもが産まれる。
子育ては大変だけどやりがいを感じる。
仕事との両立も何とか出来る。
仕事に子どもに素敵なパートナー、これで素敵な家庭が出来上がる。
そのままずっと幸せが続いていく。

どんなに理想的な生活を送っているように見える人でさえ、その人にとっての何かしらの障害は抱えているかもしれないし、生きていて何の不満も感じない状態になるなんてほぼ不可能なことだろう。
冷静に考えたらそう分かるのに、なぜか私は結婚すれば諸々の不満が解消されて幸せになれると思い込んでいた。今もその強い憧れは捨て切れてはいないかもしれない。

長年一緒に過ごしたパートナーとの別れが近いかもしれないと思った時、当たり前に私の生活の一部として存在していた人がいなくなるかもしれない、と取り乱して、いろいろなことを頭の中で考えて、周りの人にたくさん話を聞いてもらった。そうしているうちに、いわゆるマジョリティの幸せというものをものすごく欲してる自分の側面に気がついた。

そんなキラキラしたもの、存在しないだろうに。
どうしても恋や愛に夢を見てしまう。
自分にそんな面があったことに本当に驚いたけれど、まあ憧れちゃったり夢を見ちゃったり、少し非現実的で弱い自分の存在も認識していきたい、と改めて思った。

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