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イベント企画は、映画を作るみたいな感じ

フリーランスとしての2019年を振り返ってみて、自分なりに新しい挑戦だったのは「イベント企画」かな、と思いました。

▼主な開催イベント

今回は、わたしの覚書として「イベント企画をするときに大切にしたこと」を書いていきます。

イベント企画って「映画」みたいな、観客の「ワクワクする感情の導線」を意識する

イベントに参加するってことは、お金とか時間とか作ってもらって来てもらうわけですから、やっぱり「参加中・参加後のより良い自分」を思い描けないと参加に踏み切れないよな、と。

そこでわたしは、「イベントに行く行為」は、「映画を観に行く行為」に近いと考えました。

映画館に足を踏み入れる観客は、「非日常の体験」を求めてきているわけじゃないですか。家で、PCとかスマホからネットフリックス見るのとは違う、映画館でしか味わえない体験。臨場感って言うんですかね。

映画館に行くまでの「感情の導線」みたいなのを、イベント企画でも意識したいと思いました。

①イベント告知=映画の予告編

映画って予告編がつまらなかったら、観たいと思わないじゃないですか。

ていうことは、イベントも「面白そう!」って思ってもらわないと、足を踏み入れてもらえないんですよね。

じゃあ、その面白いって基準は何かって、わたしはもう「自分が参加したいと思うかどうか」で考えます。自分が参加したいと思えるものは、わりと周りの人も参加したいと思ってくれるかなと。

あとは正式な告知前から、小出しで情報出すのもいいですね。リーク情報にわくわくする映画ファンの心理…みたいな。何やるんだろう?みたいなソワソワする感じ。

②イベント中は、「その場だけの体験」を提供する

家でもWEBスキルの勉強とか、美味しい料理食べるとかできるけど、その場所でしかない「人との関わり」は、イベントの一番の強みだと考えてます。

イベントやるときに大切にしているのは、その場所だけの体験を提供できるよう意識しています。

具体的には、講師の人が働いている姿を実際に見れるとか、いつでも疑問点を相談できるとか、作業に集中できるとか、切磋琢磨できる仲間がいるとか、みんなでわいわいご飯食べられるとか。

③イベント後=映画を観終わった後もデザインする

イベントに参加したからには、参加後の自分がより良く変わっていて、なおかつメリットが継続すると、尚いいなと思います。

たとえば、何かしらのスキルが身につく…というのは大前提で、
・お仕事を紹介してもらえる
・コミュニティに属して、よい人間関係が継続する

みたいなものを、参加者にお土産としてお渡しできれば、すごくいいですよね。

映画で例えれば、自分が「作品世界の一部になれる」…みたいな。マーベルとかスターウォーズみたいな連作の映画って、その世界に入り込んで感動を体験している自分を継続したい!みたいな感じ(例えがだんだん、わかりづらくなってきたかな)

面白くない映画って、ストーリーが取っ散らかってる=イベントもシンプルにした方が良い

当たり前なんですけど、ストーリーの筋が取っ散らかってる映画は面白くないですよね。けっきょく何がやりたいんや!みたいな。

イベント企画も同じで、内容もできればシンプルにわかりやすくしないと、お客さんに伝わらないよな…と。

良いとこ取りしようとすると、まとまらなくてどうすんのこれ!というのは往々にしてあるので、気を付けたいところですね。


「楽しんでいる自分」を脳内再生できるイベントをやっていこう

長々と書きましたが、要するに「自分が参加して楽しんでいる姿を、脳内で思い描けるイベント」を今後もやっていきたいな、と言うことでした。


こんな感じで、イベント企画をする際に大切にしていることを映画に例えて書いてみました。

2020年もイベント企画していくので、来年もよろしくお願いいたします!

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