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1か月間のいなフリで「ライティング向いてなかった~」で終わったら、もったいなさすぎる

2018年6月の「田舎フリーランス養成講座(通称:いなフリ)」に参加してから、わたし自身「いなフリ」の事業に関わらせていただくことが増えた。

いろんな開催地をまわって、たくさんの受講生や講師陣とお話した。

それはなぜかというと、わたしが「いなフリ」に参加して、心から良かったと思えるから。

コミュ障星人のわたしが、多くの人と交流できるようになったきっかけだし、「いなフリ」の雰囲気が好きだし、エネルギッシュでわたし自身パワーをもらえるから。

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そんな中、開催地をまわって疑問に思うことがあった。

「ライティングする受講生が多いけど、本当にやりたいのかな?」という疑問である。

おせっかいかもしれないけれど…せっかく受講するんだからより「参加してよかった!」と思ってもらいたい一心で、この文章を書いている。

※今回はライティングのことを取り上げてますが、ライティングというお仕事自体を否定してるわけではないです…!自分に合ってないのにライティングをしている人に向けて書いています。

WEBライティングは、お金を得るには1番手っ取り早い

「ライティングとは何か?」を説明すると、ここでいうライティングは主に、WEBメディアなどで掲載する文章を書く仕事のことである。

初心者は主に、「クラウドソーシング」というWEB上で仕事を受注できるサービスでライティングの仕事を受注することができ、WEB系のお仕事の中では1番取り組みやすいお仕事である。筋の通った日本語の文章を書けさえすれば、それでいいのである。

サイト制作やブログなどは、「売れるもの」の形にするまで時間がかかるので、すぐにお金が得られるわけではない。

よって初心者がお金をすぐ得たい、となったときにはライティングを勧められる場合が多いのだ。

しかし、いろんな開催地の受講生に会いに行って、わたしは思う。

「自分にはライティング向いてませんでした。」という言葉を、受講後やいなフリの終盤で聞いた。

向いてないことに気づくのは、とても素敵なことだ。

しかし、向いてなかったことをしただけで「いなフリ」の1ヵ月終わったら、とてももったいないんじゃないか?

「向いてないことに気づく」ことも大切。でもそれ「いなフリ前」でもよいのでは?

「自分に向いてない」ということを知ることは、とっても大切である。

そして「向いてない」と知るためには、実際に手を動かして取り組まなければ気づけないので、いろんなことに挑戦するのは大賛成である。

しかし、心からやりたいわけではなく「お金を得るため」というだけで、いやいやライティングをして、1か月間を終えてしまったら…。

もっと違う「自分の得意をのばす1か月間」の過ごし方があったのでは…と心が苦しくなる時があるのだ。

じゃあどうすればいいのか?と言うと簡単で「いなフリ受講前に、自分の出来る範囲でWEBの仕事をやってみる」ことである。

わたしの「いなフリ受講時」の過ごし方。

わたしの場合は「いなフリ」受講前の会社員時代、興味本位でクラウドソーシングでライティング案件を受注していた。

「WEBでお金を稼げるなんて、スゴイな~!」とゆるふわな感じで案件を受注し、1文字0.5円という今思えば条件が悪い案件で消耗していた。(2000文字以上で、手数料引かれて800円ほどしかもらえなかった…)

もちろん条件の良い案件もあるので、ちゃんとお仕事を探せばよかったのだが(良案件探しの方法は「いなフリ」でちゃんとお伝えします!)、そもそもわたしには「ライティングが向いていない」ということがわかったのだ。

わたしは「自我」が強いので、自分の名前を出さず、顔の見えないクライアントの求める文章を指定された形式で黙々と書く…という行為はとっても苦手なのである。ようするにクラウドソーシングにあるようなライティング案件は向かない。

それをわたしはいなフリ受講「前」に知ることができた。

よってわたしは、いなフリ受講「中」は、自分の好きなお絵描きや、好き勝手に書ける自分のブログ、自我を発揮できるSNS運用だけで過ごした。

結果として、21万円稼ぐことができた。

もし、いなフリ前にクラウドソーシングを利用していなかったら、わたしも終始わくわくしないライティングをして「わたしには向いてなかった~」と、1か月間を終えていた可能性がある。

今後「いなフリ」を受講する人に伝えたいこと

わたしが伝えたいのは「ある程度、自分の向き不向きを知ってから参加することをオススメしたい。」ということである。

今回は「ライティング」のことを取り上げたが(わたし自身ライティングをやった経験があるので取り上げた。)このことは「サイト制作」や「SNS運用」でもいえることである。

フリーランスは基本、1人で作業することが多い。「1人でいる時も、自らすすんで取り組むことができるかどうか」。これが自分の向き不向きを知るカギになると確信している。

いなフリに参加する前の「1人でいるときに」いろんなことに挑戦してみてほしい。クラウドソーシングでお仕事してみるとか。

そしてある程度「これは自分に向いてない」ということを把握し、「得意なことを伸ばしていく」というスタンスで、いなフリに参加して欲しいとわたしは願っている。

もちろん、完璧に自分の得意なことを発見するのは難しいので「いなフリ」に参加してから、いろんな人の客観的な言葉を聞いて「自分の得意」を発見できる。そこはぜひ「いなフリ」を存分に活用してもらいたい。

1か月間という短い期間をより有意義に過ごすために、まずは「自分に向いてない=ワクワクしないこと」を知ることから始めてみてほしい。

せっかく「フリーランス」になるのなら、ワクワクする時間をもっともっと増やした生活を過ごしてほしいと願い、この文章を書いた。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

今月25日から都留(つる)市のいなフリで講師メンターをします。
「最高の1か月間を」過ごしてもらえるように願いを込めて。

>>2019年の「いなフリ」開催スケジュールはこちら。

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