ねこ社製造部

普段は町工場でデザインから印刷まで行っています。本気でプロ漫画家を目指す人との出会いを…

ねこ社製造部

普段は町工場でデザインから印刷まで行っています。本気でプロ漫画家を目指す人との出会いをきっかけに「ねこ社製造部」を始めました。自分の作品が形になり残ることは幸せですよね。できる限り相談にのり作品づくりをサポートできればと思っています。noteは不定期更新の予定です。

最近の記事

漫画にぴったりのフォントってどんなもの?

こんにちは、同人誌印刷をBOOTHで始めました「ねこ社製造部」代表のしゃっけ(しゃっけはマンガ教室のペンネーム)です。今日は先日のひらめき☆マンガ教室の講義でありました使用するフォントについて、商業デザイナー歴20年の経験から記載してみたいと思います。 漫画の魅力のひとつに文字、フォントがあります。セリフやナレーションがキャラクターやストーリーを生き生きと描きます。それを引き立てるために不可欠なのがフォントです。今回は漫画にぴったりのフォントについて深掘りし、キャラクターや

    • 初参加!コミティア148で思うこと

      こんにちは、同人誌印刷をBOOTHで始めました「ねこ社製造部」代表のしゃっけ(マンガ教室のペンネーム)です。今日は先日開催されたコミティア148にはじめて参加した思いをそのままにnoteを執筆したいと思います。 印刷会社に関わりながらも、これまでは商業漫画家や同人誌などとは縁遠い日々を過ごしていましたから、ほんの数ヶ月前まではコミティアや一次創作、二次創作の言葉すら知らない日常でした。そんな中で縁あって、ひらめき☆マンガ教室に通い先日はコミティア148にも初参加をしました。

      • 50歳を前に1年間マンガ教室に行く【2回目】

        今回は5月11日、12日の講義に参加をして感じたことをまとめています、ご参考になりましたら嬉しく思います。 マンガで伝える とは今回の講義は「マンガで伝える」でした。ネームを書き、完成稿を仕上げ、デジタルやアナログで発信する。読んでもらうために書く。 「伝える」と一言で言っても、作家、読者、編集者、伝わり方もそれぞれあります。技術的なことも講義では多くありましたが、その中でも印象に残ったひとことは浦沢先生が話された「SOMEBODY、、、誰かに届けばいいな」この一言がとても

        • 50歳を前に1年間マンガ教室に行く【1回目】

          この記事はマンガ教室の各講義の感想と起承転結を理解し、文章力の向上を目指しています。読みづらい文章でしたらご了承ください。 マンガ教室ってどんなところ? 同人誌印刷をBOOTHで始めました「ねこ社製造部」代表のしゃっけ(マンガ教室のペンネーム)といいます。 昨年の春にデザイナーとして採用したスタッフがいます。一緒に業務をするうちに商業漫画家をめざしていることを知りました。ネーム、完成稿と楽しそうに見せてくれる姿にいつしか自分も夢中になって読み進めていました。そんなある日

        漫画にぴったりのフォントってどんなもの?

          漫画印刷時のモアレ現象を考えてみる

          初心者のクリエイターさん、ぜひ知ってほしい 漫画の制作過程において、作者が最終的に目指すのは、心を込めて描いた作品を多くの人に届けることではないでしょうか? 特にデジタルで作成された漫画を紙媒体に印刷する場合、作品の質を最大限に引き出す高品質の印刷が求められます。 しかし、デジタルから紙への変換プロセスには、様々な障壁が存在します。その中でも、漫画家が特に注意を払うべき問題の一つが「モアレ現象」です。この記事では、漫画の初心者クリエイターでも簡単に理解し、実践できるモアレ回

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