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【Episode1〜②】娘は保育園に慣れてくれるのか?

50代で幸せな再婚をするまでの
シングルマザーのストーリー
~新米シングルマザー編~

四月第一週の月曜日、保育園初日。
まずは午前中の2時間だけ
慣らし保育で過ごしてみます。

娘は3歳2ヶ月分のこの時、
まだ言葉はいくつかの単語のみ、
オムツも取れず食べ物も相変わらず白色のもの(うどん・食パン・ご飯・ヨーグルト)しか食べてくれませんでした。
ちなみに小さい子が大好きなチョコレートは口に入れると吐くレベルで嫌い。
食べるようになったのは高校生になってからでした。

たぶんこういった発達の遅れは、
いつも明るい娘にも私の離婚のストレスが伝わっていたのだろうと思います。

娘はどんなに小さくても結婚生活の私の苛立ちや不満等を直に側で見て感じていたのです。言葉が出ていたら、何かしら私にとっても愉快でないことを言い更に私を追い詰めたり、周りの人にも隠しておきたいことをボロっと言い出すこともあったでしょう。

こんな私の自分よがりの思いを察して、
きっと娘は言葉を遅らせた。
その代わりに明るく歌い発散させ、
それでも保てない均衡は、
食べ物やトイレトレーニングの拒否に繋がっていたと推測します。

私の方が支えられてた
ありがとう

本当に母親と娘は一心同体ですね

今は離れて暮らしている成人した娘のことを考えても、直ぐに涙が出ます。
“何で私達離れているんだろう?”と

そして慣らし保育当日、
10時00分に駅前の便利だけど園庭もない小さい保育園に初登園しました。
果物の名前がついたクラス分けがされていて、娘は一番年齢の高いりんご組(年少以上)に案内されました🍎

担任の先生は優しく接してくれて安心。
しかし娘自体は他の子と馴染めるか?
と心配していたところ、
部屋に入るとすぐに皆が娘を受け入れてくれ(一人の男の子が直ぐに手を引いて中に連れて行ってくれました)
娘も楽しそうに笑っていました。

担任の先生に
「お母さん声かけずにそっと出てください」
と言われて、2時間後に戻ることになりました。

年少年中年長の3学年一緒で、
10人ほどの本当に小さなクラスでした。

娘は大人数の場所ではきっとほっておかれるタイプだから、少人数で目をかけてもらえる幼稚園(保育園)がいいと世田谷の保健所で言われた通りだったと感謝しています。

この後娘は夏をまたずに
良く話し
自分でトイレに行ける
ようになりました。
偏食だけは、もう少し時間がかかりましたが今となっては味覚に敏感なだけだったようで、添加物などを避ける良い結果に繋がりました。

そうそう慣らし保育初日の続き、
2時間後に娘を迎えに行ったら、
クラスの皆のおかげであまりにも馴染みすぎて楽しいため、まだ帰らない!
というアクションをされ
(言葉が出ないので)
私は再び一人で園を出たのです。

次回:さあ次は私の出勤初日!


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