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【Episod2-⑧】リフォーム済の1階と現実を突きつけられる2階


50代で幸せな再婚をするまでの
シングルマザーのストーリー
~シングルマザー本章〜

気になる中古物件の内覧に来て、駐車場がないのと何故か細い電柱が3本家の周りにあったのが気になりましたが、駅から徒歩圏内で静かな環境にあり、すっかり購入モードになった私と娘。

いよいよ家の中に入ります。
3LDKと言うよりは昭和の間取り(この時点で築25年)なので4DKといった感じ。延べ床面積は90㎡、今のアパートの倍の広さでした。
ただ法定延床面積をオーバーしているので、立て直しの際はもう少し狭くなってしまうと説明がありました。
(しかしローン審査のさいには問題にならないとのことで一安心)
何より目の前のこの物件が私に買えるかどうかの瀬戸際で、立て直しの話など遥か彼方の他人事です。
(実は何年か後自分事になるのですが)

ひとつひとつの説明が、インテリアコーディネーターや二級建築士の勉強をしていたためすんなり理解できました。

これは旦那がいなくても、
自分が矢面に立って生きていかれるなぁと
少し自信を持てました。

余談ですが建売の場合、玄関扉でその家の古さが分かると以前から思っていました。
この家は茶色のアルミで当時一番多く見かけるタイプでした。
玄関に入るとこれまた昭和感満載の下駄箱がお出迎え。上がり框も25cmほど高さがありました。

玄関はそんなこんなでしたが、一階は壁紙の張替えがされており全体的に明るい印象。
しかしながら水回りはリフォームされておらず、これは費用が嵩むなと感じました。

一階にある一部屋は、
10畳+床間+アルコープで
実質12畳と広かったです。
ただ沢山の本が山積みになっていてビックリ。営業の方いわく、内覧に来られた方もこの本と駐車場がないのを見ると購入を諦めてしまうとのことでした。

売主さんはご夫婦ともに大学教授で、本が増えていくためこの家が手狭になり引っ越したとのこと。
前の住人の方が前向きな理由で引っ越されたと知り、縁起も良い物件だなぁと感じました。 

ちなみにこの大量の本のために、250万くらい床補強等にお金がかかっていますよと教えてくれました。
そのため、この部屋は和室でしたが床はフローリングになっていました。
ただ反対に言うとベタ基礎ではなく独立基礎であったがゆえのリフォームで、これが今後問題となってくるのです。
(瑕疵があったわけではないです)

さぁ一階は一通り見終わったので
娘の一番の希望
“家の中に階段がある”
の階段を上って二階へGO。
折れ階段で大きな窓もあり、途中ニッチ(間柱を利用した飾り棚)もありました。

ところがそんな明るい気分になれる階段を上りきると、
そこには全くリフォームされていない
築25年の昭和感満載の光景が
広がっていました…

今回は自分の記憶を辿りたくて、
物件の説明文だけになってしまいました。
今後は購入前後の奮闘を出来るだけお伝えしたいです。


次回:実質いくらかかる?この家は私に買えるのか?

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