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【Episod2-⑦】物件内覧、その前に駐車場と電柱問題


50代で幸せな再婚をするまでの
シングルマザーのストーリー
~シングルマザー本章〜

気になった中古物件の内覧の日が来ました。
とは言え実際に立ち会うのは、
私と5歳の娘だけです。
それでも営業の方は本当にフレンドリーに接してくださり、きめ細やかに説明してくれました。

営業車で物件まで移動したのてすが、この辺かな?この辺かな?と思っても車は止まらず、今のアパートからぐんぐん離れていきます。本当に生活圏変わるなぁと少し不安になりましたが、反対に言えば現在の最寄りの駅の隣駅に徒歩圏内となる便利な場所でした。

そしてたどり着いたその場所は、低層住居専用地域で地主さんが一気に手放した土地に30坪以上の家が立ち並ぶ、静かな住宅地でした。
この辺り一帯は私道で路駐などもなく

あぁここで娘を育てたい

と思いました

周りは30坪以上の家ばかりでしたが、私が内覧に来た家のみ境界線上にあったためか28.5坪でした。
それでも娘と二人で住むには十分な広さ。
ただ駐車場がないのが気がかりでしたが、駅から徒歩圏内ですし移動手段は自転車メインの私達には問題ないと判断しました。
それでも駐車スペースになりそうな箇所があったので、営業の方に聞くと
「壁を取っ払えば軽自動車なら入ります」
と説明されました。
しかしながら取っ払うのは壁だけではなく、何故か細い電柱が家の周りに3本あり、そのうちの1本が駐車スペースになりそうな敷地の前に立っていました。
この電柱は抜けますか?と更に質問すると、NTTに事情を説明すれば8万円くらいで抜けると思うとのこと。

賃貸ではなく自分の家に住むというのは、
こういった細かいこと全ての矢面に立ち解消していく必要があるのだなぁと感じ、
少し不安になりました。

でも私はこの中古物件が欲しいのです!
娘が一軒家に住みたいと言ってるから!

きちんとした目的があれば不安は乗り越えられるはず
そう思って娘を見るといつも明るい娘ですが、更に楽しそうにはしゃいで見えました。
こうやっていつも私は、
娘からエネルギーをもらってきました。

この時さほど大きな問題と考えていなかった駐車スペースと電信柱問題は、4年後とある事情からどうしても車の必要性が生じ、
再浮上する問題となりましたが、
その話は後日に。

まだ家の内覧まで書ききれませんでしたが、今日はこの辺りで。
私も当時を思い出し、
とても懐かしい気持ちになりました。

今は800km離れて暮らしている娘に
急に会いたくなっちゃった…


次回:リフォーム済の1階と現実を突きつけられる2階

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