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【読書記録】聖の青春 / 大崎善生

はじめに

こんにちは!moppiです。
実在した棋士、村山聖さんの29年の生涯を描いたノンフィクション小説、『聖の青春』を読みましたので、感想を書かせていただきます。
もしよろしければ、お読みいただけますと幸いです。

本について

タイトル  聖の青春
著者    大崎善生
発売日   2015年06月20日
価格    704円 ※Kindle Unlimited なら無料で読めます!

感想

病気に強く向き合い、「自分には時間がない」と、名人という夢に向かって全力を尽くした村山さんに、尊敬を抱きました。
"自分だったら、こう強くいられるだろうか?"
"また、自分の子が同じ境遇に立たされたとしたら?"
"健康に生まれ、大病もせず、平穏に人生を歩んできたが、そんな自分は、「この先あと何年生きられるか?」と自分の人生に真剣に全力で向き合っているだろうか?"

この本を読んで、そんな風に考えるきっかけになりました。
著者、大崎さんの文章はすっきりして読みやすく、400ページ超ありますが、スラスラ読めました。
将棋のことを知らなくても面白く読めます。
村山聖さんは29年で亡くなられるのですが、幼いころに患った「腎ネフローゼ」という病気と闘いながら、将棋の名人を目指します。
本書にある村山さんの言葉はどれも真っ直ぐで、常に人生に全力で向き合っています。
だからこそ、飾らない言葉でも心を打ちます。
私は、人生の豊かさは「どれだけ人生に真剣に向き合うか」によると考えています。
つい流されて楽な道へ行ってしまうこともあります。
しかし、それでも自分を律して、自分のため、人のために力を注ぐことができれば、人生は豊かなものになっていくと信じています。
とはいえ、それが日々できているかというと、難しいです。
ただ、村山聖さんのように、【自分の成し遂げたいこと】を明確にして、真っ直ぐに走っていきたいと思いました

おわりに

以上、『聖の青春』を読んでの感想でした。
本書は、"目標や夢に向かって全力で向き合うことの大切さ"を学ぶことができます。
ご興味がございましたら、ぜひお読みいただけると幸いです。
ありがとうございました!

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