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新企画ワーケーションキャンプを終えて

2024年2月から福井県・永平寺町のシェアハウス
「このまん間」の運営を引き継ぎました。


そして、一番最初に迎えた企画が「ワーケーションキャンプ」
2/25から3/3に開催し、子どもも含めると9人の人たちがこの1週間、
このまん間に訪れてくれました。
想像をはるかに超える満ちた時間で、本当に愛しいひとときでした。

ワーケーションキャンプにこめた想い

色んな場所に飛び込み、色んな人に出会う「旅」が私は大好きで
旅に仕事を連れていけるようになってからは
いろんな場所で暮らし、仕事をし、
それがいつからか「ワーケーション」と呼ばれるようになっていました。

その中でも福井は、
古民家という大きく優しい空間と
人と一緒に過ごすシェアハウスという生活スタイルが
自分の心を和らげてくれた特別な場所だったので
この場所に、たくさんの人を呼んで
この素敵な空間とライフスタイルを共有したい、
そこから少しでも心穏やかに過ごせる時間をみんなが過ごせるなら
そんな嬉しいことはない、と思って始めた企画でした。

こたつで話すこの時間が大好き。

そんな自分の想い発信で始めたワーケーションキャンプ。
最初は、どんな人に向けた企画なのか誰が来てくれるのかも分からず、
想いだけではじめたような企画だったのですが
高校生・大学生・フリーランス・経営者の方
ご家族で来てくれた人たちなど
未知の初企画に、こんなにも素敵な人たちが集まってくれて
本当に感謝でしかありません。
いろんな人生を歩む人たちが奇跡的に
この期間、「このまん間」に集結をする、
人生の交差点のような時間でした。

市場で勝ってきた蟹を!この日が、脱皮した「水がに」の解禁日でした。


ワーケーションキャンプの1週間

人と暮らすのはいいことも大変なこともあるのは承知の上なので
気疲れしないよう、仕事や学業など自分の大切な日常が
おざなりならないよう、

「みんなそれぞれの日常が最優先」

これだけは、大事にすると決めてつくったプログラム

5:00 天龍寺さんで座禅
7:00 朝の5分間ストレッチ
9:00 ワーキングタイムコアタイム
18:00 みんなで夜ごはん
19:00 ワークショップ

夜ごはんはみんなで当番制にして
鍋を食べたり、餃子をつくったり。
夜話すのか、明日座禅に行くのかを葛藤したり(笑)
1人1冊、本を持ち寄って1週間限りの図書館をつくったり
映画上映会、インプロワークショップ
アフリカ・ベナン報告会、現地オンライン中継
自然な流れで生まれた朝の活動シェア会では
フィンランドの話を聞いたり、
能登でボランティア活動をしてきた人の話を聞いたり。

インプロワークショップ。みんなでストーリーを繋いでいくゲーム。
みんながセレクトする本1冊にも、その人の人生が垣間見れる。

街歩きをして、小さな町の商店、小さなパン屋さんを満喫し
公園を目指して山を少し登ってみたり
永平寺町の地域おこし協力隊の人にいろんな場所を紹介してもらったり。
県庁の方に、はるばる家まで来ていただいたり。
たくさんの地域の人に協力を頂いたおかげで、
来てくれた人たちも、福井県を満喫してくれました。

シンプルなプログラムだからこそ
何を学ぶか何を感じるかは、人それぞれで
それのすべてが宝物だったと思います。

冬の期間、雪が解けないので放置していた小さな畑をみんなで一緒に手入れ

ワークショップの時間だけでなく、
ドライブをしながらさりげなく聞かれた

「どんな仕事をしているときが一番楽しいの?」

という質問に自分の情熱や、正直な悩みを
肩肘張らずに素直に話すことができたり
ふとした時間に自分の過去や家族の話をして
心が開いていく瞬間を感じるのが本当に心地いい時間でした。

ふすまの絵は人が来るたびにどんどん増えていく


自分の経験を、誰かに還元していきたい。

当時は無自覚だったけど、今思えばとても辛かった2022年を経て、
2023年は自分のための時間をとるために
国内外問わず色んな場所に行って、
暮らしすように旅し、働く時間を過ごしました。

このまん間を立ち上げた磯野絵里さんに声をかけてもらって
移住をした2023年1月。
訪れた福井県・永平寺の古民家が
この後、自分がシェアハウスを運営する場所になるとは
その時は一切思っていませんでしたが、
なぜかこの場所の居心地がよくて、
すっと流れに乗るように転居を決めました。

一時期の三姉妹生活。お気に入りの一枚。

「誰も無理しない、既にあるもので豊かに暮らす場所」
というコンセプトのこのまん間は
まだ大学生のえりがどれだけ素晴らしい感性を持っているかを
思い知らされるような、心から共感するもので、
これからもぶれずに大切にしていきたい軸です。

自分自身、苦しい時期も経たからこそ、
以前よりも人の力になれる話ができるようになったのでは、と思います。

このまん間での暮らしが苦しいときの自分にとって本当に良かったから、
シェアハウスというライフスタイル
ワーケーションキャンプという形で
自分の体験を、誰かに還元できるように動いていきたいと思います。

次はさくらワーケーション!

たくさんの人に、福井に、このまん間に来てほしい
そう思ったときにやっぱり足羽川の桜をみんなに見てほしくて
急遽立ち上げた「さくらワーケーション」
次は7月、すいか割りだー!と決めていたのに、待てず。笑
春の訪れをみんなと満喫できるのが待ち遠しいです!

去年の足羽川の桜。本当に楽しかったからまたみんなで行きたい!

2週間前に発足したにも関わらず、早くも4人の人たちが来てくれますが
まだあと4人参加できるので、
福井の古民家暮らし、ひとときのシェアハウス暮らしを
楽しみたい人はぜひ遊びに来てください!

もちろん、ワーケーションプログラムの期間に限らず
1人でひっそり遊びに来てくれるのも嬉しいし、
ご家族で来てくれるのも大歓迎。
みんなが来てくれて、人が集まる場所になることが
何よりもの喜びです。

あーー!やっと!いろいろと整ってちゃんと言える!!
福井県のシェアハウス「このまん間」に、いつでも遊びに来てね!
待っています!

新しい住人は地域おこし協力隊・COCのつかちゃん!
すっかり兄弟。

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