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【社員インタビュー #13】1人目のフロントエンドエンジニアとして、社内で1番精通していたい

アカウント:nasikusa
出身:新潟県長岡市
趣味:カードゲーム、3DCG 制作

好きが高じて広がった、人との繋がり

長岡花火が有名な、新潟県長岡市の出身です。サーバーサイド開発を得意とするムーブで、唯一のフロントエンド専任のエンジニアとして働いています。

カードゲームが好きで、よくマジック:ザ・ギャザリングというゲームを遊んでいます。出歩きづらいご時世が続いたこともあり、最近はゲーム友達とオンライン版で Web カメラを使ってプレイすることが多いです。
大学在学中に始めた 3DCG 制作も趣味の1つです。今は当時ほど取り組めていませんが、Blender という 3DCG ソフトで色々な作品を作ってきました。
カードゲームも 3DCG 制作も、プレイすることや作品作りそのものが楽しいことはもちろん、それらを通して人との繋がりができることが魅力だと感じています。特に 3DCG 制作は、Twitter にあげた作品を多くの人に見てもらえることが嬉しくてこつこつやっていたら、気づけば多くの方がフォローしてくれるようになりました。

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大学中退、Web 系に注力することを決断

大学の専攻はプログラミングと関係のない、細胞や DNA を扱うバイオサイエンスでした。情報系の学部があった大学のため、生協にはプログラミング関連の本が幅広く置いてありました。その中から「10日でおぼえる jQuery 入門教室」という本を1週間ほど立ち読みして、実際に自分でもやり始めたことが最初のプログラミングでした。
大学在籍中に作った Arusato という自作 3DCG モデルの配布サイトは、今でも利用されているサービスです。PHP、MySQL、JavaScript、HTML、CSS を勉強しながら何度も作り直したので、すごく思い入れがあります。
プログラミングを続けるうちに、Web 系に軸足を絞りたい気持ちが強まった結果、大学を中退して専門学校に入り直しました。今考えるとかなり思い切った決断ですが、バイオサイエンスを仕事にできる人は少ないという不安も後押しとなりました。

専門学校を卒業後 Web 制作会社に就職し、 HTML や CSS でのコーディングメインの仕事をしていました。ただコーディングより JavaScript を書いている方が好きだったため、業務外で個人的に  React や TypeScript などの技術を触っていました。より技術力を伸ばすために、業務で HTML や CSS だけでなく JavaScript などのプログラミング言語を扱いたいと考えるようになっていました。そのような中でエンジニアが多く、実務でがっつりプログラミングできるムーブから声をかけていただき、入社にいたりました。

設計を手掛けたことが大きなやりがいに

入社するまで、サーバーサイドエンジニアやディレクターなど役割が異なる人が複数関わる中でコードを書く経験がなかったので、入社1年が経った今も色々と刺激的です。また、JavaScript の新しい技術をチェックしたり試してみたりするなどを、仕事の一環としてできることはすごく新鮮でした。自分に与えられた仕事を終えることが大前提ですが、業務の範囲で勉強できることは嬉しい限りです。

最初に携わった案件は、 HTML メールを Web 上で作成するサービスの受託開発でした。そちらが落ち着いている現在は、タメルメの機能開発や UI 改修を行っています。直近では、ReactNative で書かれたコードを React のみのコードへ移行していました。そのビルド環境を整備する際に、自分できちんと設計を考えて環境を構築できたことは、今までの業務の中でも学びが多く、とても印象に残っています。タメルメは個人的にも使っているため、サービス内の機能や UI が充実していくことにやりがいを感じます。まだまだ改善の余地があるため、今後もよりよいサービスに育てていきたいです。

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チームで仕事する難しさを経験

今までは一人で開発することが多かったため、様々なメンバーと連携しながら仕事する現在の環境は、色々な意味でコミュニケーションに難しさを感じます。
例えば、他メンバーに自分の状況や進捗を伝える際、自分が気を遣いすぎて回りくどくなったり、反対に端折りすぎて曖昧さや不足があったり、伝える粒度に悩むことが多々あります。自分があまり気に留めなかったことが他のメンバーにとって重要だったと指摘されたことがあり、自分が当然と思えることほど油断しがちだと身をもって感じました。それ以降はできる限り詳細に伝えるよう心がけていますが、反対に蛇足にならないよう日々苦戦しています。

また、ムーブで初めてコードレビューを経験しましたが、自分が他人のコードを見て指摘することがいかに難しいか理解しました。他のメンバーが書いたコードについて、その人が何を考えてそのコードを書いたか、どのような流れでコードが処理されるかを手探りで辿るのは、迷路のような感覚です。
コードは正解が1つではなく、さらに人によって書き方のポリシーがあります。このコードは間違っているかもしれないと思った際に、本当に間違いか自信が持てず自分の意見の押し付けではないかと考えて、判断に迷うことが多いです。ただレビューする側を経験したことで、レビュワーの意見を尊重できる柔軟性を持っていたいと思えるようになりました。

ムーブでもっと自分の専門性を磨いていきたい

JavaScript はじめフロントエンドの技術は変化が速いため、できるだけ新しい技術を吸収するように心がけています。自分が知らない間にか新しい技術ができていることも珍しくありませんが、目下の課題は以前から注目している React をもっと使いこなすことです。 React を使うことで、 JavaScript のパフォーマンスや自由度を上げられることが強みだと思っています。

社内でフロントエンド専任のエンジニアは自分だけなので、もっとフロントエンドに精通した存在になりたいと思っています。メンバーの中にはサーバーサイドもフロントエンドもどちらもこなせるスキルフルな人もおり、相談できるありがたさを感じますが、もっと自分のフロントエンドエンジニアとしての存在感を強めていきたいです。
最近はあまりできていない 3DCG 制作も、いつか業務で活かせる機会があれば嬉しいです。

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