教育に求められるもの
「できるようになる」と言う目に見える結果ももちろん大事である。
しかし、それだけではいけない。
そこに「心のバネ」が作られているかどうかも大切になってくる。
例えば、「できないことができるようになる」ことと結びついてできるようになった自分を喜び、そのことが次のことへ挑戦する勇気へ結びついているかどうかである。
押し付けや単純な繰り返し「できること」だけ至上主義では「もっと頑張ってみよう」と願う「心のバネ」が作られない。
「できる」と言う結果に結びつくプロセスが問われてくるのである。
コスチュークの言葉
『教育的指導の技術というのは、子どもの自己運動をたくみに呼び起こし、それに方向を与え、子どもの創造性、自主性、創造的な積極性、自分の行動を調整し改善する能力などの形成を促進することがで木るようにすることである』
今、まさに学校現場でも同じようなことが言われているけれど、その実践的な手法みたいなものがほとんど確立されていないということは、一人一人の教師がしっかり考えていく必要があるということなのだろう。
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