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スタンディングデスクで腰痛になった話

はじめに

コロナ禍から在宅ワークが普及し、スタンディングデスクを使用するようになった人はそこそこいるんじゃないでしょうか?
今回は自分がスタンディングデスクを使用し、腰痛になり、その原因と解決方法がわかったので記事にしたいと思います。

きっかけ

スタンディングデスクを購入しようと思ったのは、現場がリモートワーク可能な案件になったことがきっかけでした。
通勤時間やオフィスで耳に入る同じフロアの人の会話で仕事に集中できなくなるので、リモートワークが決まったときはめちゃくちゃ嬉しかったです。
そして、快適なリモートワークライフを始めるものの、ある問題が・・・。
そう、運動不足問題です。
元々ほぼ毎日ジムに行っていましたが、さすがに座り続けるのはまずいなと思いはじめ、とうとうスタンディングデスクを買うことに。

スタンディングデスク購入、そして腰痛に

最初はすぐに治る腰痛だった

購入したスタンディングデスクが自動昇降ではないものだったため、必然的に仕事中は立ったままの状態になりました。
そして、たったまま仕事をして数日が経過すると、ある問題が発生し始めました。
そう、腰痛です。
このときは、寝て起きると腰痛は解消していたため、そこまで気にしていませんでした。
しかし、登山をきっかけに悪化していくのです。

高尾山に登り、腰痛がさらに悪化

スタンディングデスクを導入して1、2ヶ月がたった頃、高尾山に登ることになりました。
行ったことがなかったので、新鮮でとてもいい体験ができました。
高尾山には、途中までロープウェイでそこから登るコースと、最初から登るコースがあり、健康志向な自分は最初から登るコースにしました。
しかし、想像以上に登り道が険しかったのです笑。
最初はそこまで険しくなかったものの、途中からかなり傾斜のある坂道が永遠と続くようになりました。
終わりが見えなさすぎてこっちのコースを選んだのを後悔しました笑。
途中ですれ違ったおばあさんが「あと少しだよー」と言っていましたが、全然あと少しじゃなかったのはいい思い出です。
その日は無事登山を終え、就寝。
翌日目が覚めると、腰痛がさらに悪化していました。
寝ても治ることがなく、登山での筋肉痛だと思っていましたが、改善する兆しはありませんでした。

対処1: ドクターストレッチ

腰痛が続いている中、ある動画を発見、ドクターストレッチに関するものでした。
それを見て、立ちっぱなしだからストレッチをしたら良くなるのでは?と思い早速最寄りのドクターストレッチへ通うことに。
金額はそこそこしましたが、とりあえず続けてみたところ、腰痛が治ることはありませんでした。
体の柔軟性は上がりましたが、腰痛が改善することはなかったのです。
このままではまずいと思い、近くにある整形外科に行くことにしました。

対処2: リハビリ

整形外科で腰痛がひどいこと、立ちっぱなしであることを告げ、レントゲンを撮ることに。
結果、骨には異常がないことがわかりました。
医師からの勧めもあり、一旦リハビリを行なってみることに。
そこで行われたのは腸腰筋をほぐしたり足の筋肉をストレッチすることでした。
腸腰筋が原因というのは、自分も調べてある程度検討ができており、日中や寝る前にストレッチをしたりしていました。
しかし、一向に良くなりませんでした。
結局、腰痛はそこまで良くならず、リハビリは中断しました。

対処3: ステッパー

リハビリでも良くならず、ほぼ諦めかけていた頃、あることに気づきました。
「ステッパーを使用すると少し楽になる。」
スタンディングデスクを購入した時期にステッパーも購入していました。
それを、仕事の朝会(自分に関係ない話が大半の割に長時間拘束される)の時に、ステッパーを踏みながら参加し、自分の関係ない内容を話している間に本を読んでいました。
朝会を「長時間拘束される無駄な時間」から「読書と運動が同時にできる有意義な時間」に昇華することができました笑。
そうして「読書+運動」を続けていた時に腰痛の緩和にも気づいたのです。
このときは、一部の時間だけステッパーを踏んでいたため、完全に腰痛が治るまでには至りませんでした。

対処4: マッサージボール・股関節の筋トレ

今度はマッサージボールで腸腰筋やお尻の筋肉をほぐし、ジムのマシンで股を閉じて行う筋トレを行うことにしました。
これは効果があり、初めは股関節が思いっきり筋肉痛になりましたが、徐々に慣れていき、股関節の痛みは引いたかにみえました。
しかし、しばらくすると片方の股関節の痛みが残り続けました。

腰痛の解消、その原因

引越しをきっかけに事態は一転

腰痛はあるものの前ほどは酷くなく生活していた頃、諸事情で引越しすることになりました。
引越し先は部屋数も増え、部屋も広くなったため、こたつを導入し、夕食はそこで食べることになりました。
しばらくその生活を続けていてあることに気づきました。
腰が痛くない!
もちろん股関節の痛みもなくなっていました。

原因の考察と検証

新しい生活習慣になってからあることに気づきました。
「座る時間が増えている。」
スタンディングデスクを購入してからは、ほとんど立って過ごしていたため、座ることで改善するとは思っていませんでした。
それが、引越しからのこたつ導入により強制的に座る時間が増えたのです。
座ることで立っている間に伸びている筋肉が縮み、縮んでいる筋肉は伸びるようになり、腰に痛みが出なくなりました。
どちらもやりすぎは良くないですね笑。
そして、立っていても腰が痛くならない状況があることにも気づきました。
それは、「ステッパーを踏んでいるとき」です。
これにより、なぜ腰痛になったのかがわかりました。
同じ姿勢をとり続けていたことです。
また、動き続けていると腰痛にはならないこともわかりました。
これを検証するため、立って仕事をするときは常にステッパーを踏むようにしてみました。
すると、予想通り腰痛になることはなかったのです。
このことから腰痛の原因は、立ち続けることによってお尻や腸腰筋、太ももの筋肉が硬くなったことでした。
ステッパーで歩き続けることで、筋肉も常に動いているため筋肉が硬くなることはなくなったのです。
ストレッチは、筋肉を伸ばすことはできても動かすわけではないため、それほど効果がなかったのでしょう。
マッサージボールも同様です。
どちらも行なっていませんが、腰痛が起こらなくなりました。

終わりに

スタンディングデスクを使用する際は、ステッパーとセットで使用することで腰痛にならなくなります。
購入を検討している方は、ステッパーもどうぞ!。
たまにステッパーを踏むのを忘れて立ちっぱなしになると、腰が痛くなるので注意が必要です笑。


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