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商品企画の支えは野望と打算

商品企画って新しいことを考えるから楽しそう。
目をキラキラさせながらそう言ってくれる学生がいる一方で、その大変さに打ちのめされている商品企画経験者がいます。
斬新なアイデアを生み出すことよりも、部署間の調整を求められ、やりたいわけでもない案件に心を砕き、一企業という狭い範囲に特化した人材になってしまう…そんな経験で濁った瞳になる人もいます。
一昔前は商品企画は転職しにくい職種と言われていました。
昨今では幅広い経験をした人にも、狭くとも深い知見を持つ人にもそれぞれ機会が与えられるようになったので心配はいらなくなりました。

辛い現実に打ちのめされかねない商品企画という職種で強く成長していく人には二つの支えがあります。
夢や希望、そんなお伽話ではありません。
野望と打算です。

フワフワとした夢は容易く砕けますが、強い野望は簡単には砕けません。
隙あらば何かを成し遂げようという鋭く尖った心構えは僅かな機会も逃さず自己実現に繋げることでしょう。
言いなりでいることは何の成長にも繋がりませんが、打算を持って従う時、人は何かを得る機会を窺うものです。

ぼんやりと従って生きる人に成長の機会は訪れず、時には全てがやらされ仕事のようになってしまうかもしれません。
それは企てる仕事とは全く別のものなのです。
野心を持ちましょう。
打算的に考えましょう。
それができるあなたには商品企画の才が秘められているのです。

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