好きな○○は皆病んでる、自分の内に取り入れるのに良いものって何だ?

病んできたので、病みを回復させる何かを得ないといけない。

でもそれって何なのか。

辛い時は本に支えられたという人結構いるけど、本当に辛い時は本なんか読んでる余裕ない。

何とかしなきゃというところまで行って、ようやく情報に触れたいと思うようになる。自分はね。

むしろ文学少女してはイカン、負けだという良くわからん観念と闘っていたから、読書体験があまりない。

私を救ってくれたアイドルや漫画家、この感性わかるけど、こんな感覚で物を見てたら病まないか?と思ってたら案の定病んでたわ―ということがたびたびある。というか、のめり込んだ人は皆そうだった。

ミーハーだが、BritneySpearsとかね。服装のセンスのなさというか色の選び方のセンスのなさというかがうわ私を見ているようだと思った以外は別に彼女に共感する理由はなかったが、あの頃私以外も世界中が彼女に夢中だったからしょうがない。なんでのめり込んだかって言ったら、プロデューサーのMaxMartinの作曲した楽曲が秀逸すぎたという主な理由はあるけど、なぜか彼女の病みと私の病みは連動していた…わけではなかったと思うが、病んでて死にそうな時に彼女もドロップアウトして曲が聴けなかったのは辛かった。あんたのブリちゃんも病んでるのね、と母がぽそっと切なく言ったことがあったような。

飛んでてかっこいいなと好きなんだけど、好きと言えない雰囲気があったアンジェリーナ・ジョリ―。元々病んでてキテるが、大成していて、一時期は世界で最も美しい人にまで選ばれていた。心の病って治るのね、と思わんでもないけど、ブラッドピットが病んでる彼女ともう駄目だと思ったような一節がFBかなんかで出回っていたから、ブラッドピットと付き合ってる頃なんて病んでなさそうで、世界の頂点で輝いていたようでいて、やはり病んでいたのだろう。一度なった心の病は結局のところ抱えて生きていくしかない。どうやって飼いならすかが問題だ。

最も影響力を持ったのが、漫画家の○○さんだ。この人に寄り添いすぎて、この人が心の病気でダウンするきっかけの漫画を読んだ際、私もダウンした。この漫画痛すぎる、描いて大丈夫だろうかと心配していたら案の定次の号から休載、どころか活動全部休止になってしまったのだ。この人の漫画の中にあった孤独感が一番私に寄り添ってくれたように思う。この孤独、わかる、ああ、私みたいな人がいた!!!

だがそうして知りすぎてしまうと、彼女の抱える「闇」が当たり前だが私とは全く違い、またその闇に引きずられて私も傷ついてしまったりするのである。彼女の魂の震えを感じて私も痛む。

トラウマというのは、そもそもは傷を癒そうとして流れる樹木の液体を指すという。彼女が描いた漫画というトラウマ液で私の傷も一時的には癒されたが、私のトラウマ液と彼女のトラウマ液は違う。


私のトラウマ液はどうやって作ればいいのだろうか。



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