NZ🇳🇿女一人旅、人生初の相部屋

ニュージーランドは、バックパッカーズと呼ばれる格安ホステルが充実している。

旅人が多い国なので、それだけ需要があるのだろう。どこにいってもバックパッカーズやキャンパーバン用のサイトは必ず見つかる！

1人部屋に宿泊すると、大体$150くらい。
毎回それだけの部屋に住んでいると長旅の際に資金が高くなってしまうので、
私はバックパッカーズのDormと呼ばれる相部屋を利用してます。

ちなみにDormにも種類があって、
Mixed Dormだと、男女共用
Female only Dormだと、女性限定
大体Mixだと$30-$40くらいで泊まれて、
Female onlyだと$45-くらい。

部屋も4人部屋、6人部屋、8人部屋と様々で、
人数が多くなるにつれて安くなっていく感じ。

人生で誰かと共用の部屋に宿泊するなんて、思ってもいなかった！

さてドキドキの初宿泊はウェリントンで、3日以上滞在するのに8人部屋のFemale only を利用。

部屋は大体二段ベットが3つか4つ、部屋に備わっている感じ。

はじめまして〜と扉を開けると、
アメリカ人の女性が1人、「Hello」と言って迎えてくれた。

そこからの慣れは早い。
早速二段ベットの下を陣取って荷物整理。
トイレやキッチン、シャワーも共用なので場所を確認。
大体キッチンはいろんな国の人で溢れかえっていて、いろんな料理の匂いがするけれどもまあ慣れ。

ドキドキでどうしよう、と思っていた不安も1日もすればすっかり慣れて、アメリカ人ともお友達に。

2日目、新たに日本人女性と、ノルウェー&ドイツの2人組が仲間入り。

日本人の方は看護師の方で、一ヶ月旅をするって言ってた。なんと私が行く予定のネルソンにも寄るらしい。
その方は私よりも1日早く出発されたけれど、ネルソン行きのバスの中でまた会うことができました。

そしてもう2人、ノルウェー人のJenifferとドイツ人のLenaは、私と同じ出発日の船便に乗ることがわかり、2人とはピクトンまで一緒に旅をすることに。

ウェリントン最終日は、3人でウェリントンのケーブルカーと、ボタニカルガーデンへ。
正直1人でケーブルカー乗るのもなぁ、、と思っていたので、2人がいてくれたおかげで楽しむことができた。

ウェリントンといえばこの景色

Mt Victoria

初めての共用部屋は、大満足！の結果に終わり、一人旅にはやっぱり社会性を感じられる場所があると充実するな〜ということがわかりました。

2人とお別れする時は、なんだか寂しくて3回くらいハグをしてお別れ。
しっかり2人のサインをもらって、ジェニファーには、「あなたの好きな歌を教えて」
と粋なお願いが。もちろん！と
宇多田ヒカルのFirst loveを教えました。
（楽しそうな曲が浮かばなかった）

でも名曲なので、間違いないっしょ。

ご縁があった人にもらっているサイン
もう半分以上ぎっしりに。感謝

そして、1回目は女性のみの部屋だったけれど、
2回目はMixed（男女共用）にもチャレンジ。

正直この手は使いたくなかったのだけれど（万が一何かあったら怖いので）、しかし田舎に行けば行くほどMixの部屋しかなかった。

なのでRaglanで2泊、共用部屋に宿泊することに。

2回目のルームメイトはとっても優しいダンディなおじさま2人でした。
2人とも15年来の仲で、サーフィンしに来たそう。

2人とも生まれはイギリスで、バチバチにブリティッシュアクセントで喋ってくるのが可愛かった。

2日目の夜は夜遅くに帰ってきた2人。
なんと街のパブで、クイズナイト優勝してきたらしい！！！凄い！！

※クイズナイトとは、ニュージーランドのパブで毎週一回開催されるイベントのこと。

なかなか優勝してる人は見たことない笑

優勝の景品に割引チケットをもらったらしく、あげるよ！と言ってチケットをくれたけれど、私も次の日夜はもういないので、「またラグランに帰った時に使って下さい」とお返ししました。

こんな感じで、なんだかんだ楽しめてる。

ニュージーランドでは家に住むのにも週で家賃がかかってくるので、結局こうやって移動していても週の家賃とそう変わらん。

もちろん、定住すれば1人部屋に住めるのだけれど。

今はいろんな街を見てみたくて、北の島でピンときたところを旅してます。観光地は全無視で。

これからもバックパッカーズにはお世話になると思うけれど、1人で旅をするにはとてもありがたいシステムだと思った。

やっぱり寂しさはあるし、誰とも喋らない日もあるので、そういう時にルームメイトがいると本当に楽しい。

そして一緒に旅をしてくれるような仲間にも出会えることがある。

もし1人でニュージーランドに来ようとしていたら、女性1人でも大丈夫！
ドーム部屋は、自分の常識がガラッと覆されるので、是非おすすめ。

日本よりも危険犯罪は少ないし、何よりもみんなフレンドリーだから、そこに本当に救われている。

彼らのおかげで私も徐々に、オープンマインドになってきた。

これからもどんな人と出会えるかが楽しみ。