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たまに思い出してにやけちゃう屋久島にいるこだまの話


私はありがたいことに、ニュージーランド、オーストラリア、ドイツ、カナダ、日本各地といろんなところへ旅をすることができました。

中でも、北海道の知床、屋久島、沖縄は私の中でも忘れられない素敵な場所の一つ。


屋久島は想像通りに”屋久島”で(語彙力)
今でもそれが忘れられない。


屋久島には波長の合う大親友の女2人で。
そして4日間とも見事に雨。
それがまた壮大に美しくて、
しとしと降る雨と森の潤い、透き通る匂い、
「もうこれは神社だね」と島全体がパワーに溢れているような場所でした。


そこで今でも笑っちゃうような話を思い出すのだけれど、
それは「屋久島にこだまが本当にいる」っていう話。

ジブリの宮崎駿が屋久島を訪れたときにインスピレーションを受けて作ったとされるもののけ姫。そこに出てくるこだまは、実はファンタジーの世界なんじゃなくて、屋久島にずっといる精霊で宮崎駿はそれを最初から見えてたんだよ、というとんでもない話🤣

私はこういう突拍子もない話が大好きで、
うんうん、確かにいるかもね、と私。
屋久島の地を踏んだ人はおそらくみんなが頷くであろう。


その話は私の大親友が、いつもお世話になっている整体の先生から聞いた話で、
その整体の先生が岐阜の地元では有名な”見える先生”。

彼女と知り合った当初から、その先生の話をよく聞いていて、体の”外側”というより眼には見えない”内側”から治そうとしてくれる先生で、凄いな人だな〜とは思っていた。


親友がどうも自分でないかのように口が悪くなり、家族でトラブルが起きそうになったとき、「横に特攻服来た兵隊さんが見えるよ」と先生に除霊をしてもらって、改善した話とか。

よく彼女と名古屋のクラブでストリートダンスを頑張っていたのだけれど、その状況すらも知らない先生が、彼女を見ただけでその様子を思い浮かべたらしく、あなたの身体にあまり合ってないからいつか限界が来るよ、とアドバイスした話を覚えている。

今は私も彼女も、その時期頑張りすぎたせいか今ではもっぱら自然に癒されに行くようになっている。笑

そんな彼女とニュージーランド前に決行した屋久島旅行。


その見える先生も屋久島が大好きで、施術室で流すBGMは屋久島で撮った自然の音。
その先生が親友に言ったことは、まさに、「屋久島にはこだまが本当にいるからね」ということ。

私たちは縄文杉を見に行く計画を立てていたのだけれど、先生からこんな注意があった。


「山道の道中で、切り株や倒木を見ることがあると思うけれど、そこに急に腰掛けたり、荷物を置いたりしないこと」

「そこにこだまたちがゆっくりしていたり、私たち人間を観察したりしているから、腰をかけたり荷物をどさっと置く前に、心の中で”失礼します”と唱えること」

屋久島は全体が神聖な土地であるから、なんらかのトラブルで島へ入れないことだってあるらしく、”島に迎えられた”人だけが入れるんだって。
だからもし、入れたら「ありがとうございます」とお邪魔する身であることを忘れないこと。


などを親友に語ってくれたようで、
私はその話が大好きでした。


実際に屋久島へ入ると、
私は謎の頭痛が。
偏頭痛でもなく、低気圧の頭痛でもない。

何かいつもと違う気持ち悪さを感じて、
どうやら屋久島に拒否られている?と思ったものの1時間ほど経つと綺麗におさまり、清められている感じがしました。



2日目の朝、縄文杉を見に朝3時半頃に宿を出発。
笹の葉で包まれた可愛いお弁当をいただき、
往復8時間強のトレッキングをスタート。


私たちが見たものは、今でも記憶に強く残っているけれど、
大地のエネルギーを強く感じる、清らかな神聖な森でした。
そして、とてもいい匂いがする。
雨がずっと降っていたので、どこも水が滴っていて、幻想的で、そのときあまりの感動で私と親友で口を揃えて言ったのが、
「こだまいるね」でした。


これは地元の人から聞いた話だけれど、
特に雨の日に写真を撮ると、こだまが映ることがあるんだそう。


屋久島で天候で飛行機がキャンセルになることが多くあるらしく、島から出れなかったりすると地元の人が「屋久島に気に入られたんだね〜」と言うそう。
島自体を神聖な土地としてみんながスピリチュアリティを感じているこの島って素敵だなと感じました。


それにしても、こだまがいるって、とても可愛くないですか?


いまだに思い出して、クスッとしちゃいます。



つい最近その親友と電話をしたときに、
例の整体の先生が私に会ってみたいな〜と言ってた、との話がありました。

その先生は紹介でないと会えないし、なんかそんな面白い方に興味を持ってもらえて嬉しいし、ご縁だなぁ〜と。
私が地球に優しい暮らしを学んでいることに興味を持ってくれたのだとか。嬉しいな。

次に日本に帰ったら、会えちゃうかもしれません、念願の。


そして日本へ帰ったら、また必ず行きたい屋久島。
またお邪魔させてください。

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