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はいたい、みなさんお久しぶりです。

本当に久しぶりの投稿となってしまいました。

たまにはちゃんと書いてみるか〜と思い、今スマホをぽちぽちしています。


というのも、毎年豊年祭の時に空いてませんか?と宿にお問い合わせを頂きます。来るのに宿が取れてなかったり、宿が取れてるのに飛行機が取れてなかったり。そう、南大東島の1年で1番大きなお祭り、豊年祭!についてちょっと書き記しておこうと思います。

祭りの概要

豊年祭は毎年9/22.9/23(毎年日程はかわらない。)の2日間大東神社で行われる豊作を願ったお祭りになります。

南大東島は八丈島の玉置半右衛門さんが1900年に開拓した島です。

ルーツが八丈島なのでお祭りの内容が沖縄なのにちょっと変わってます。

お神輿があったり、山車に太鼓を乗せて島内を練り歩いたり、奉納相撲があったりします。

1日目のスケジュール

午後からスタート15時か16時ぐらい。
各部落の集会所に集まり法被を身につけたりしながら準備をします。
部落は全部で在所、池の沢、南、旧東、新東、北の6つです。各部落にお神輿と山車があります。他にもおじいちゃんおばあちゃんを乗せたハッスル会の山車もあり、
何と言ってもメインは豊作を願うお祭りなので製糖会社のお神輿です。島でいちばんお神輿が重いのだとか。
1日目は確か幼稚園児もお神輿引いていたような。。

そして役場前に集合し、そこから一斉にスタートとなります。

役場前から大東神社に向かいます。約2キロぐらいをみんなで練り歩きながら向かいます。これが大変で、9月と言えども南大東島はまだまだ夏です。法被を着て一緒に役場前から追っかけするのも楽しいですが、熱中症には要注意です。

そして神社に着くと順番にお神輿を持ち、神社の階段を駆け上がります。参拝。そしてまた階段を駆け降りてきます。
この階段を駆け上がって駆け降りてくるのが本当に圧巻です!スキップぐらいの速さかなと思っていたらそんなことはなく、結構ちゃんと走ってます。階段で誰か転んでしまうんじゃないかとたまにヒヤヒヤする時だってあります。
若いお兄ちゃんから年配のおじいちゃんまでお神輿を担いで駆け上がります。これぞ祭り!といった雰囲気です。



その後は山車とお神輿が町の会社などを周ります。企業側はご馳走とお酒を用意して外でお神輿が回ってくるのを待っています。こじき箱という2人で担ぐ箱がお神輿と共にあるのですが、そこにお菓子などを企業側は入れてあげます。そのお菓子は後日その地域の子供達に振る舞われたりします。子供達はたくさんのお菓子に大喜び。

南大東村漁業組合にて
こんな感じでご馳走を用意して待ってます。お神輿や山車を引いてる人に振る舞います。このたこ焼き(イカ焼き)が絶品でした。

そして周った後は各集会所に戻り宴会をして解散となります。

2日目のスケジュール

朝また役場前に集合します。山車やお神輿を持ちながら、神社に向かいます。たしか9時頃出発。

神社に到着したらお神輿で階段を駆け上がり参拝、階段を駆け降りてきます。

みんなのお神輿が終わったらその後は大東神社境内にある奉納相撲の始まりです!
見る場所により蚊が飛び交いますので、虫除けスプレーをするのがベスト。そして飲み物も近くには売ってないので持ってきたほうがいいです。土俵の周りには座れるように階段になっているのですがほぼ場所取りで埋まってますので、自分は1番上から立って見ました。

最初は子供達の相撲から始まります。
小学校1年生から順番にやって、小学校6年生まで。
その次は中学生。中学3年生がお父さんとやる親子相撲はとっても面白いです!これはぜひ見てほしい。

その後は子供の兄弟相撲があり、終わったら大人の相撲に入ります。
甚句から始まり、今年産まれた男の子を土俵入りさせる場面もあります。(自分の息子も去年やってもらいました。コロナでお祭りがなかったのですでに一歳でした。笑)

幕下から幕内とちゃんと分かれており、3本抜き、5本抜きとあります。

この相撲が大迫力で、本格的で面白いです。相撲好きな人にはたまりません。取り組みを見てるとあっという間にお昼になります。お弁当を持参してる方もいれば一瞬抜けて食べに行く人もいます。今年は飲食店が通常通りやっていましたが稀にやってないこともあるので簡単に食べられる物など買っておいたほうが安心かと思います。

大東神社内の土俵


そして最後に沖縄角力をして大東神社内でのお祭りは終了となります。終わるのは夕方5時頃となってます。


その後は夕方6時から文化センター横のふれあい広場で演芸会の始まりです。
島外からいらっしゃる方はこの時レジャーシート持って来てください。座ってみたほうが楽です。地べたに座るのがしんどい方はアウトドア用の小さいイスとか持ってきてもよいでしょう。ただし真ん中付近に置くのはやめましょう。端っこが好ましいです。(後ろの人が舞台を見れなくなってしまうので)

今年は出店が3店舗出ておりました。
飲み物や食べ物も買うことができ充分あった印象です。ただし年により足りてないような時もあり、私は毎年ちょっとしたおにぎりなどを作って行きます。今年は出店で色々買えたのでおにぎりが大量に余りました笑 


ステージは島の太鼓から民謡、島外からのゲストあり、青年会の出し物などもあり夜9時ごろまで続きます。

南大東島の碧会の太鼓


演芸が終わったら解散となります。
これにて豊年祭は終了です!

どうです?中々ハードなお祭りなのですが、沖縄でこんなお祭りがあるの知ってましたか?豊作を願うお祭りがこんなに盛りだくさんで気合いが入ってます。さすがさとうきびの島だなぁ。

島外の人にもお神輿を担がせてくれたり、いつの間にか島の人に交じってたり、参加型のお祭りって言われることもたまにあります。

宿の予約や飛行機のチケットはいつ頃にすればいいか?

2ヶ月前ぐらいにはご予約がほぼ埋まってますので、3か月ぐらい前に押さえてしまうのがベストです。

心配な人はもっと前でもいいかもしれません。半年前とか。

必ず1日目の最初から参加したいなどこだわりがなければ
9/22の午後便でくるのもありです。9/22の午前の便がすごく混みます。毎年満席となっております。
帰りは9/24の午前が1番混みます。

商店や飲食店はお休みの可能性なんかもあり旅行者にとっては不便さもあるかもしれませんが、沖縄だけど沖縄らしくない、色んな文化の混ざった異国情緒溢れる南大東島のお祭り、ぜひ一度体験しに来てください♪


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gettou.moonpeach@gmail.com

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