漫画「実録昭和猟奇事件」感想（完結作品を語る! #22）

「実録昭和猟奇事件」佐藤まさあき
連載期間？　1997年に単行本発売？

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昼でも夜でも、おはようございます！
カメレオンシンガーソングライターのhiro’です。

・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶（ネットカフェ）で読む日々です。
現在も100近い連載中作品を追いかけています。
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「実録昭和猟奇事件」は、LINEマンガで全話読みました。

犯罪者の心理や行動というのは非常に興味深くて、それを見る（知る）のが好きです。
本であったり映画であったり、そしてマンガでも。

ということで、
（ウィキペディアによると）ピカレスク漫画の第一人者と言われている佐藤まさあき先生の作品も読んでみたわけです。

タイトルが示す通り猟奇事件がテーマなのと、ザ・昭和な劇画タッチ…
まず、この２点をクリア出来ないと読むのは難しいです。私は全然大丈夫でした。

内容としては、
猟奇事件とかそこそこ知ってるつもりでしたが、まだまだ知らない話がいっぱいあるんだと感じましたし、
初見の話なので興味深く読めましたね。
ちなみに『連続強姦殺人事件・大久保清編』『吉展ちゃん誘拐事件』『帝銀事件』などが収録されています。

大久保清事件は、犯人の供述に基づいて書かれているので、それが真実かはわからないというのがポイントです。
嘘っぽい場面が多々あるんですが、まさに死人に口なしなわけで本当のことは闇の中です。
被害者の無念を想うと…、はい。

ただ、（被害者が悪いわけではないですが）
犯人が自分に都合のいいように言っている部分があるにせよ、人々の警戒心は今よりだいぶ薄かったことは伝わってきます。
令和の現在、女子高生とかが知らないおじさんから声をかけられて、ほいほい車に乗る可能性は限りなく低いでしょう。
まぁ、そこに関しては身内（的な存在）以外を拒絶しすぎる世の中もどうかと個人的には思うんですが…。

全六巻と、一気に読むのも難しくない長さです。

あと、話が変わっても出てくるキャラクターの顔がだいたい一緒問題がありますが、
そこは「寄生獣」で有名な岩明均先生の絵で慣れていたので大丈夫でした（笑）。

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ここまで読んでくれてありがとうございました。
「実録昭和猟奇事件」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。

hiro’
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