漫画「ひかりのまち」感想（完結作品を語る! #387）

｢ひかりのまち｣(浅野いにお)
連載期間　2004年～2005年（サンデーGX）

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昼でも夜でも、おはようございます！音楽家のhiro’です。

・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶（ネットカフェ）で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。

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「ひかりのまち」は、浅野いにお先生の連作短編集の第二弾。
全一巻。サンデーうぇぶりというアプリで全話読みました。

初の連載作「素晴らしい世界」と似てますが、もう少し流れがあります！
あと、
画力にしても構成力にしてもクオリティが上がってます！
ただ、
途中で拳銃が出てきたとこなどご都合主義を感じる箇所にはリアリティがないなーとちょっと思いました。

さて、
大きな団地が立ち並ぶひかりのまちという架空の町に生きる様々な人が描かれる話です。
そこには希望と絶望が、生と死が、そして少しの不思議があります。
各登場人物はちょっとずつ関わりあっていたりもします。

ところで、
UFOが来るのを待ちながら「どこか遠くへ連れてってほしい気もするけど、連れてかれたくない気もする」という独白があるんですが、これこそ今作であり浅野いにお先生の世界を表現してますね！

あと、
希望と絶望は表裏一体で誰かの（良いことだけではない）色々な想いも、また誰かの希望になるのかな？なんてことを思いました！

ということで、
短編集が好きな人、浅野いにお先生の作品が好きすぎる人、
バスと星が猫が好きな人にも何気にオススメです！

・終わり方について（ネタバレなど気にする人は読後に確認してください）

最終話では（ギリギリ）ポジティブな空気が漂う中、ひかりのまちの上空を流れ星が駆け抜けるカットで幕を閉じます！読後感、良いです！

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ここまで読んでくれてありがとうございました。
「ひかりのまち」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。

完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU

hiro’

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