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漫画「ウロボロス -警察ヲ裁クハ我ニアリ-」感想(完結作品を語る! #222)
「ウロボロス -警察ヲ裁クハ我ニアリ-」(神崎裕也)
連載期間 2009年~2010年(週刊コミックバンチ)、2011年~2017年(月刊コミック@バンチ)
昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
全24巻分をLINEマンガとネカフェで読みました!
「不能犯」の作者でもあるわけですが、闇を持つ美しい男性を描かせたら超一流ですね。
今作でもタッチャンこと竜哉には目が離せません。
養護施設で暮らす二人の少年が目の前で愛しい人を殺され、
その復讐の為に警察とヤクザになるという話なんですが設定からしてゾクゾクします!
龍崎と竜哉という名前はご愛嬌ですが、
ウロボロス(お互いの尾を噛んだ状態の二匹の龍)というタイトルも中二病的ではあるもののカッコいいです!
もちろん設定だけカッコいいけど中身がスカスカなんてこともあるわけですが、脇を固めるキャラもしっかり描きこまれていて、かなり面白いです!
まぁ、警察官の龍崎の脱力した感じのギャグ部分が個人的にはあまり好きではなかったですが…。
あと、謎部分とその出し方が上手いです。
つまり、読者が簡単に「こういうことでしょ」「こいつが犯人でしょ」と推測できるのも、逆に読者置き去り状態のビックリ展開も、盛り上がらないし微妙なわけです。
その塩梅が絶妙なんです。詳しくは読んでもらえればわかります!
ただ、最後まで読んでみても結局、美月の父親のアノ行動はなんだったんだろうという疑問は残りましたが…。
そして、後半のドライブ感も最高でした。作品がノッてきてる感じというか…。かなり引き込まれます。
そんなこんなで終わり方は、
最後の美月と二人の絡みはやりすぎと思いつつも個人的にはマンガとして最高です!
ちゃんと「警察ヲ裁クハ我ニアリ」で終わるんですよねぇ。
いつか、復讐ではないテーマで続編とかやってほしいです!
ということで、
ドラマ版をなんとなく覚えていて原作を読むそれなりの時間がある人、
ミステリーマンガが好きな人、
復讐の為に二人のイケメンがヤクザと警察になって共闘すると聞いて気になる~という人にオススメです!
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「ウロボロス -警察ヲ裁クハ我ニアリ-」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’
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