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漫画「ダレン・シャン」感想(完結作品を語る! #329)

「ダレン・シャン」(原作:ダレン・シャン / 作画:新井隆広)
連載期間 2006年~2009年(週刊少年サンデー)


昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。

・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。


「ダレン・シャン」は、バンパイアもの。全12巻。
サンデーうぇぶりというアプリで全話無料で読みました。

オススメされて小説を一巻だけ読んでいて、続きが気になっていたので今回マンガで続きを読めてよかったです!
小説一巻に対し漫画も一巻ということでテンポ感もイイです。
新井先生の絵も言うことないです。

あと、
街だけでなく、シルクドフリークというサーカスのキャラバン、バンパイアマウンテンという山奥の秘境のようなところ等も描かれワクワクさせてくれます。

ところで、
途中の良くも悪くも盛り上がる場面で「逃避的な妄想」が入るんですけど、そこが印象的でした…。

ただですね。
バンパイアになる主人公が精神的に幼く、各種描写を見ていても小学生向けですね。

何しろ、途中かなりの時間・最終的に18年が経つんですが、
バンパイアということで見た目は小学生が中高生になったくらい、ってだけならいいんですが、中身も中高生っぽくて作り物だなーと思っちゃう
わけです。

まぁ、本当に実年齢くらいの考え方や行動にするとターゲット層は共感しづらいので仕方ないのかもしれせん。

だから、
小学生が読むなら視野が広がると思うので、そういった年頃の子供に読ませたいと思いました。


終わり方について。

終盤、バンパイアより長く生きていて未来が見える怪しい存在のタイニーが衝撃的なことを言うんですが、これには驚きましたし、その後の展開もかなり驚きでした!!

そして、
「言葉には未来を世界を変える力」があるというところは感動しました。

あと、
最後の最後とても救いを感じる終わり方をするんですが、これは漫画オリジナルっぽいです!

振り返ってみて、結末までわかっている状態のコミカライズ版だからこその描き込みも出来ていて、マンガとしての出来もいい良作コミカライズでした!

ということで、
原作好きに、小説にしろ漫画にしろ途中まで読んでいて最後まで読んでいない人に、
名探偵コナンの映画のコミカライズ版を製作した関係者全員にオススメ
です!(笑)


ここまで読んでくれてありがとうございました。
「ダレン・シャン」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。

完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU

hiro’


#漫画 #マンガ #マンガ感想文 #ダレン・シャン #新井隆広 #バンパイア

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