漫画「スピンナウト」感想（完結作品を語る! #326）
｢スピンナウト｣(西森博之、春風邪三太)
連載期間 1998年～1999年（週刊少年サンデー）
昼でも夜でも、おはようございます！音楽家のhiro’です。
・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶（ネットカフェ）で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。
「スピンナウト」は、
「今日から俺は!!」でお馴染みの西森博之先生の作品。共作みたいですね。
全4巻。サンデーうぇぶりというアプリで全話読みました。
男子高校生二人が「北斗の拳」的な異世界にワープして、悪の大王みたいなのを倒そうとする話。
主人公は「今日から俺は!!」で言うなら良をベースに三橋を足した感じです。
戦闘力はかなり高い設定です。
全体的に、
細かなギャグが散りばめられているのでシリアスになりすぎず読みやすいです。
ただ、
画力なのか設定なのか展開なのか、そこまで続きが読みたいとならなかったです。
特に敵キャラの強さ設定や描き込みが足りない気がしました。
なんだか乗れないんですよね～。
あと、
けっこう人が死にます。残酷描写があるので苦手な人は注意です。
全4巻と短く、終わり方が気になったので最後まで読みましたが西森先生の作品が好きな人にもそこまで薦めようとは思わない作品でした。
タイトルは、絵では頑張ってますし響き的にも西森先生の作品では良いほうだと思います！(笑)
さて、その終わり方。
悪の大王的キャラは倒し、その後は現代社会に戻ってきて、異世界での平和の為に命を尽くした人達が何かを感じる描写でじんわりさせつつもギャグ多めであまり湿っぽくなく良かったです！
考えてみると主人公だけでなく、ヨトという少年の成長には目を見張るものがありました。
ということで、
テンポ良すぎな作品が好きな人に、異世界転生系のマンガが好きな人に、
何でもいいから西森先生の作品が読みたい～という人にもオススメです！
ここまで読んでくれてありがとうございました。
「スピンナウト」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。
完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU
hiro’
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