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漫画「霊媒師いずな Ascension」感想(完結作品を語る! #269)

「霊媒師いずな Ascension」(原作:真倉翔 / 作画:岡野剛)
連載期間 2010年~2014年(グランドジャンプ)、2014年~2016年(グランドジャンプPREMIUM)


昼でも夜でも、おはようございます!音楽家のhiro’です。

・hiro’と漫画
高校在学時に1000冊近く持っていて、その後は漫画喫茶(ネットカフェ)で読む日々で、現在も100近い連載中の作品を追いかけています。


「霊媒師いずな Ascension」は、「地獄先生ぬ~べ~」のスピンオフ作品「霊媒師いずな」の続編です。

前作の時と同じ説明になりますが、
ぬーべーでは中学生だったイタコ家系で霊能力のある葉月いずなが主人公。この作品の設定はぬーべーの数年後なのでいずなは高校生になっています。
全10巻。LINEマンガとヤンジャン!というアプリで読みました。

今作は、
多様性を感じさせるというか、巫女さんや吸血鬼などそれぞれの生き方を肯定してる感じが好きです!
例によって、必然性のないエロは個人的にはいらないですが、掲載誌的に必要だったんですかね~。
せっかくイイ物語なのに、エロが邪魔をしていることがけっこうありました…。

話的には、
妖怪ヘルパーが非常に印象的でした!結果的に人を幸せにしちゃう妖怪の話で、ほっこりしました!

あと、
前作よりいずなの恋も丁寧に描かれるんですが、いつも強気で「男なんか!」って感じの子が恋する姿はキュンキュンしますね!(笑)

そして、
明確に中ボス・ラスボス的なキャラも出てきます!
この存在によって盛り上がりが作れるのでいい
ですね。

ちなみに、
更生の余地なしといった感じの加害者を呪い殺す千佳羅(ちから)も掘り下げて描かれ、かなり感情移入しました。
今作ではいずなのほぼ敵として描かれていますが、コメント欄ではかなり人気ですし千佳羅を主人公にした作品も連載してほしい
と思いました。

さらに、
ぬーべーも登場します。タイムリープ的な展開があるんです。
というか、
そもそもこのいずなはぬーべー好きならご存じの、ぬーべーが〇〇になっている方の世界線だったんです!
この設定には驚きましたし、マンガとしては上手いです!

終わり方は、
けっこうあっさり
です。
中身的には、納得は出来るんですけど千佳羅が悲しくてやりきれなかったですねぇ。
そして、いずなの千佳羅とのやりとりとラスホズとのやりとりには、ぬーべーの時よりは成長したとはいえ未熟さがあるので、もっと成長したいずなの話もいつか読みたいと思いました。
主人公が成熟したいずなで、今のいずなポジションは弟子のリンが担えるでしょうから。

ということで、
様々な女性の裸や下着イラストが見たい人、ぬーべーが出てくるのでぬーべーが好きな人、
千佳羅と似た存在なのでマンガ「外道の歌」が好きな人にもオススメ
です!


ここまで読んでくれてありがとうございました。
「霊媒師いずな Ascension」を読んだことがない人はよかったら読んでみてください。

完結済マンガについては、動画でも語っていますので是非こちらも御覧ください↓
https://www.youtube.com/playlist?list=PL_jdbW5Bz5KltANE26MreYasFwOccSouU

hiro’


#漫画 #マンガ #マンガ感想文 #霊媒師いずなAscension #霊媒師いずな #地獄先生ぬーべー #真倉翔 #岡野剛

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